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「お名前.com」から出て行こう
  • (2024-01-03 15:50:15)

お名前.comはお安くない


昨年くらいからお名前.comに「サービス維持調整費」という追加チャージが発生するようになったので引っ越そうと考えていた。そしてようやく重い腰を上げ引っ越した。


「サービス維持調整費」・・ナゾの追加料金


お名前.comはお抱えのアフィリエイトに「業界ナンバー1」みたいなイメージを宣伝させていると推測されるが、とくに料金の安さを喧伝するアフィリエイトさんが多い印象である。

しかしイメージとは違って「サービス維持調整費」導入以前もそんなに安くなかったし、むしろ近年は高めだった。それが「サービス維持調整費」導入でさらに高価なレジストラになった。

お名前.comでなければならないサービスや使いやすさがあるわけでなく、ここにとどまる理由はない。


本末転倒な企業ポリシー


数年前もお名前.comからあるドメインを他社レジストラに引っ越そうとしたことがある。

手続きを始めると割引クーポンを送ってきたり、なかなか引き留めプロセスがうっとうしかった。

そんなに出て行ってもらいたくないなら、はじめからコストパフォーマンスの良いサービスを提供し、そしてユーザーが嫌がるスパムメールをやめりゃいいのにと感じたものである。

お名前.comのスパムメールはネット内では有名だったし、嫌がるコメントも多かったが、お名前.comはクソスパムを送信し続けた。

数年前ようやくスパム波状攻撃は止んだ、しかし、その代わり料金サーチャージの徴収がはじまった。

仮にサーチャージ徴収がなかったとしてもお名前.comは料金割高である、引っ越す予定だった。そしてついに引っ越した。


軽く移管拒否されるので慎重に


お名前.comだけの話ではないが、一部のネット企業はサブスクやサービスの契約解除をしたり、引っ越そうとする人間に対して、わざと煩雑で複雑でわかりにくい手続きを強要し、なかなかさせてくれない、そういうポリシーの企業が増えている。

入会はオンラインでできるのに解約は電話や郵送の強要といった嫌がらせをする企業も多い。

お名前.comだけに関して言えば、引っ越そうとするユーザーの何割かは引っ越しできずにそのままお名前.comに残留しているんじゃないか。

私もそういう移管拒否にあった一人である。それも数回拒否された。だから今回は注意深く隠された移管方法の説明を慎重に読み行った。

(移管方法の説明自体がなかなか捜しにくいところにある)

なお、移管拒否された際、どうしても理由がわからず、移管拒否の理由を問い合わせてみた。問い合わせ自体が、Amazonの電話番号のように隠されていて問い合わせ先を調べることがなかなか大変だった。

にもかかわらずその問い合わせに対してなんの返事もなかった。ユーザーをなめた態度もお名前.comの特徴である。


今回はあっさり移管成功


今回はうまくいった。いろいろ手続きして、最終的に移管の「承認」ボタンを押すとわずか30分くらいで自分のドメインが管理画面より消滅してしまった。

(必要な情報があったら事前に自分でコピーしておかないとあっという間に消失する)

手続きの途中までは未練たらたらだったので、あまりのあっけなさに驚く。

お名前.comからは「トランスファー申請の承認処理が完了いたしました」というわずか一文のあっさりしたメールが届いていた。「去る者は追わず」といった感じのメールで、逃げられた客には未練がないといわんばかりのメールだった。


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