エプソンLP-S180D へ乗り換え
(購入数ヶ月後の感想)
このプリンターは、A5サイズをメインにするユーザーには、デカく重いだけでメリットなし。次の廃品処理業者がきた際に引き渡す予定。元箱もあるし、オークションで処理されるだろう。



エプソンにした理由


ブラザーHL-L2360に若干の失望を感じ、6台ある事務所のレーザープリンタの1台を交換することにした。今回選択した機種は、epson LP-S180D。

レーザーでは、はじめてのエプソン(インクジェットなら多数、PM-G800は名機だった)。

とくに期待しているポイントがあるわけでなく、リサーチの最初の方で目にとまったと言ったレベル。成熟商品だけにどの製品も大差はないのでは。

レーザープリンタは、OKIが一番好きだが、どちらかというとプロ仕様なので、個人向けエントリーモデルの場合、私にはOKIは価格的に対象外。ずばり、キヤノン・エプソン・ブラザーの三択しかないイメージ。

さて、LP-S180Dのスペックで気に入った点は、カセットの用紙収容枚数が300枚であること、エントリーモデルで300枚入る機種は少ない。これは魅力。

とはいえ私にとっての最重要課題は印刷速度。この製品の速度は「30枚/分」。充分に速い! ブラザーのように数十枚印刷すると遅くなるようなことがないことを祈りつつ(結局、期待はずれだった)。


重い!デカい!


実際に届くと「重い!デカい!」が第一印象。重量・サイズともに、印象としてブラザー2360の1.5倍、50%アップと言ったところか。

しかし、2360と比較すると外観の高級感はどうだろう、やや企業ユース的な雰囲気になる。まあ、しかし、プリンタはでかくて重くてトラブルが多い機材だけに、実質的な部分を評価すべきだろう。


セットアップに3日


さて、セットアップだが、数日はまった。「A5」で打ち出そうとするとエラーランプが点灯し止まるトラブルである。「OK」ボタンを押すと打ち出してくれるが、何十枚も一枚ごとに押してられない。

「A4」用紙で印刷する分はなんら問題ないが、「A5」サイズだと、注意を要する。私には「A5」がデフォルトの用紙サイズであり、「A5」をさくっと使えない点ではまった。

ランプのステータスから用紙の「サイズ違い」か「方向違い・用紙違い」とある。どうも用紙のカセットやトレイが「A5」を認識できないのではないか、と推測した。


マニュアルを読んでも解決せず


同梱されていたマニュアルには、そういう場合は、用紙サイズをチェックせよ、ドライバーの設定をチェックせよ、アプリ側で紙サイズをいじるものがあるので、これもチェックせよというアドバイスがある。

しかし、すべて解決しなかった。センサーが壊れているのでは、と初期不良を疑った。

というか、用紙サイズの違いなど、どうでもよい部分じゃないのかな?用紙サイズをなんで、こんなに厳密にチェックするんだ、と腹立たしかった。

マーケターの言い方なら、エプソン・レーザプリンタの最初の「ユーザーエクスペリエンスはイライラした」だった。


設計思想


用紙サイズをチェックし、エラーにするメリットはなんだろうか?

ブラザーやキヤノンなら、違った用紙だろうと打ち出すだろう。その方が生産的だしストレスフリーだし、メリットを受けるユーザーの方が、圧倒的に多いと思う。

エプソンの開発思想には、システムの厳密さ優先する堅物なイメージを抱いてしまう。消費者には理解できない、なんらかのメリットがあるのだろう。


サポートに電話


A5で打ち出せないトラブル2日目、アイデアつきてサポートに電話した。50回くらい鳴らし続けたが、誰も出てくれなかった。

(「働き方改革」の時代だから、サポートの手厚さは最近、どの大企業さんも、薄まる傾向を感じる・・・私は肯定派。今までの日本の手取り足取りのサポート体制は、グローバルには異様な幼稚さだと感じている)

A5で打ち出せないトラブル3日目、朝一番に電話すると若い女性が出てくれた。よくあるトラブルのようで、たちどころに解決した。下記が、その解決方法(Win7):


(1) プリンタの設定画面を開く
コントロール パネル\すべてのコントロール パネル項目\デバイスとプリンター

(2) プリンタの設定を行う
「EPSON LP-S180D」 → 右クリック →
「プリンタのプロパティ」(「印刷設定」ではない!) →
「オプション設定」 →
「プリンタ設定」 → ここでカセットサイズを「A5横」にする

※このプリンタの、A5のデフォルトの用紙レイアウト「A5縦」でなく「A5横」。これもはじめてでなじみがなかった。「A5横」は領収書や明細の印刷で需要が高いので対応した旨、どこかに書いてあったな。世間も「A4」でなく「A5」ベースの書面が増えているようだ


特殊な設定


「プリンタのプロパティ」を開く?・・・けっこう特殊なところで設定させるんだねと驚く。平均的なユーザーがこのへんの設定まで見ないと思う。

このプリンタの他の重要設定項目は「印刷設定」にて、おおむね統一されているのに、用紙サイズの設定だけ、こんな特殊なところで設定させる趣旨はわからない。OS(Windows)の制限かな?

しかし、チェックしなかった自分が悪い、サポートに感謝して電話を切ろうとした。

その際、やはり、わかりにくい設定方法を要求するなら「マニュアルに書いた方がいいのでは?」と余計な一言を言ってしまった。

すると、マニュアルには明記されているそうだ。同梱のマニュアル2冊には記載されていなかったと返答すると「ユーザーズ・ガイド」に記載があるという。

エプソンのサイトから「ユーザーズ・ガイド」をダウンロードしてみたが、やはり見つけられなかった。


やっと使えるようになった!


重くてデカいプリンタなので、動作の部分で期待している。数ヶ月使ったら感想を書きたい。


(追記 2018/04/28) このプリンタも20枚程度打ち出すと考え込むように遅くなる。Brotherと同じだった。

よくよくカタログを読むと印刷速度のスペックは「連続印刷時」と注書きがあった。連続印刷の意味は「同一原稿の連続印刷」という意味なのだろうか?

「同一原稿」なら毎分30枚くらい行くが、違う内容を打ち出すと速度は半分どころか3分の1、4分の1程度に落ちるということ?

カタログをよく読めば「連続印刷時にはプリンター本体の温度調整や画質調整のために動作が一時停止または遅くなることが」とある。やられた感じ。

https://www.epson.jp/products/bizprinter/lps180/spec.htm

念のためキャノンのカタログも見ると「連続印刷時に、複合機本体の温度調整や画質調整のため動作を休止もしくは遅くさせる場合が」と似たような文言が。

印刷枚数が増えてると速度が落ちる現象は、エントリーモデルの宿命のようだ。高い機種だったら遅くならないのかな?


時代遅れビジネスモデル


そうそう、もう一つ驚いたことは、互換トナーを使用するとアラートアンプが付くらしい・・・互換トナーを入れたら確認したい。


プリンタ市場は先細り


世界のプリンタ市場は、ペーパーレスの現代だから、今後、先細りである。

しかし、だからといって絶対になくなることはないので、将来的には世界に2社か3社で独占・寡占状態になるのでは。だから、プリンター市場は、逆に凄いマーケットの時代がくる。

当然、そこに至るまでには、現在の多くのプリンターメーカーが撤退を余儀なくされる。キヤノンやエプソンは生き残れないのではないかと予想している。


(1)ビジネスモデルがクソすぎて、すでに世界中の人々に嫌われている(ブランディング失墜済みでロイヤルティが低い、米国では訴訟もチラホラ)

(2)先細り市場なのに巨大すぎる組織でやっている


新興ブランドがプリンターの世界市場を制覇する


世界のプリンターが数社寡占状態となった時代にふさわしいプリンターメーカーは、案外、現在のキヤノンやエプソンからスピンアウトした優秀なエンジニアが興す新興のブランドではなかろうか。

プリンター専業メーカーであることの方がクールだ。今のように総合事務機器メーカーだとイメージが薄い。

個性がある強いブランド数社(だけど組織サイズは、中小企業レベル)で、世界市場を寡占する。これがおいしそうに見える。



  • (2018-04-18 11:29:20)
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