(WordPress + MySQL)の引越
- (2016-11-24 06:23:59)
MySQLの引越の3パターン
MySQLの引越は以前やったことがある。WordPressのdbだけを移転。このときはデータベースが遅かったので、同じレンサバ内でデータベースのみを入れ替えた。
考えてみれば(WP + MySQL)の引越は3種類ある:
(1) MySQLのみの引越
(2) ドメイン名(FQDN)が同じで(WP + MySQL)の引越
(3) (WP + MySQL)の引越でドメイン名(FQDN)も変更
今回はドメイン名不変で、レンサバの引越なので(2)のケース。
もし(3)のドメイン名を変更する場合はMySQLのコンテント内のドメイン名に手を加える必要があると思われる。一括変換できるので、たいした作業でなないかもしれない。いつかやる機会があれば試してみたい。
なおMySQLのバージョンが違う場合は何らかの不具合があるかと思われるが、今回はMySQL5.1 → MySQL5.3への移行(エクスポート/インポート)となったが特にトラブルはなかった。
MySQLの移動
(1) 旧サーバ phpMyAdmin:WP用のMySQLのすべてのテーブルをエクスポート。エクスポートのやり方はWordPressのdbだけを移転
(2) 新サーバ MySQLで空のデータベースを作成して、そのDB_NAME,DB_USER,DB_PASSWORDなどを取得
(3) 新サーバ phpMyAdmin:上記SQLファイルをインポート
WPの移動
(1) 旧サーバ WPフォルダをすべてダウンロード
(2) 旧サーバ WPフォルダ内のwp-config.phpを新サーバのMySQLに従って書き換え(DB_NAME,DB_USER,DB_PASSWORD,DB_HOST=localhostなど)
(3) 新サーバへそのままフォルダごとアップロード
(4) インストールは不要:http://新サーバ/wp/wp-admin/install.php を実施すると「インストール済み」となる(当たり前か)
(5) ログイン:http://新サーバ/wp/wp-login (もしドメイン名が変更される場合はログインするとここで旧サーバに飛ばされる)
(6) http://新サーバ/wp/ → WPは正常表示。(もしドメイン名が変更される場合はこのページのリンクをクリックで、旧サーバに飛ばされる)
まとめ
WordPressの引越はデータベースがつながっているので単純でない。しかし、エクスポート・インポート機能があるので、MySQL引越はスムーズだった。
WordPressはwp-configの書き換えがあるものの、その他は実質単純コピーなので簡単。
「WordPress と wp-configファイル と MySQL」の関係を具体的に理解するとことで、引越のイメージがつかめることがわかった。
普段WordPressを使うとき、データベースのことは気に掛けていなかったが、引っ越してみて、WordPressとは中身は何にも含まれておらず、記事など実態はデータベースの中だけにあることを実感した。
WordPressはデータベースを整形し表示するための手続きの固まりか。
<< XPルート証明書< | >サイト丸ごと引越のリダイレクトは htaccess で >>