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1万円のプロジェクターを買ってみた
  • (2016-10-09 08:29:20)
20人くらいの会合で古い写真をみなさんに見せる機会があった。当然のごとくプロジェクターを準備したが、結果的に大型テレビに映した。このレベルの会合ではプロジェクターの時代がとっくに終わっていたことを知った(2016/10/09 小平探検隊)


1万円のプロジェクター



この企画のために1万円程度の安価なLEDプロジェクターを購入したが、暗くて、ピントとが甘く、操作性も悪く、結局、会場にあった大型テレビの画面に映した。

飛行機で持参したプロジェクターがバカバカしかった。安いプロジェクターだった。中国企業の製品と思われるが、ブランド名は付いているもののどこの会社かよくわからない。検索しても会社Webサイトさえでない。連絡先はhotmail。


電気製品の激しい100円ショップ化



電気製品のコモディティ化・100円ショップ化が激しい。以前から持っているEPSONやNECと比べれば、性能の差は歴然としているが、機能差はない。機能差は新製品だけにこちらが、むしろ上。


性能差は歴然だが・・・



日本の国産ブランドと比較すると、明るさ、レンズの精度など性能差は歴然としている。今回のプロジェクターの場合、ピントを合わせるリングのネジがゆらゆらとしてちゃちだった。こんな初歩的な部分の部品で精度が悪い。

しかし、とりあえずある程度の性能があれば、足りるというユーザーは多い。そういう人々には高価格なプロジェクターは不要なわけで。激安プロジェクターは既存ユーザ・潜在ユーザの一部を確実に食い取っているだろう。


二極化が進む電気製品



高価格なプロジェクターが一般大衆を相手にする時代はどうやら終焉したようだ。プロジェクターもとことん高性能・高価格にするか、100円ショップ化するか、二極化に突入していたことを知る。

ところで、今回の会合ではEPSONやNECの高性能プロジェクターだったとしても昼間からの会合だし、部屋が明るすぎただろう。


プロジェクターそのものが不要な時代



だから、大画面テレビがベストな選択だったと思う。大画面といっても40インチくらいだから、人数に割にはやや小さかったが、暗いプロジェクターよりよかった。テレビなら操作も簡単だし、うるさいファンの音も出ない。

プロジェクターよりテレビが便利・役立つというシチュエーションの方が多いのではないか、と思う。とくに細かい文字を写す必要がなければ。

「会合でのプレゼンテーション = プロジェクター」という常識が、自分の頭の中でデフォルト化していたが、今回の体験で、プロジェクターそのものが、自分には不要だと自覚した。

常識がどんどん壊れる時代。






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