networksolutions の DNS設定
- (2013-12-28 06:12:48)
ダウン対策プラス、Mailサーバーが汚れているときの一時的な回避策でもあった。
サブドメインを違うプロバイダーに向けるためのDNSの設定
今回、カートシステム会社さんに専用サーバーを立ててもらった。
当社ドメインのサブドメインで運用するためにDNSでAレコードを設定することになった。
お名前.comのレンタルDNS
Mailサーバーを切り分けたときは「お名前.com」のレンタルDNSというサービスが利用できた。
今回のドメインはnetworksolutionsにて登録しているのでお名前.comは使用できなかった。
何とか強引に設定してしまう方法はないかと模索したが、お名前.comに無関係なドメインを設定させてくれるはずもない。
DNSサービスだけを提供するサードパーティを探すと、それなりにあったが、そのためだけに契約先を増やすのはどうか、システム構成を複雑にしたくない。
networksolutionsのAdvanced DNS
この時点まで、networksolutionsもGodaddyも設定可能なDNSを提供していないと思い込んでいた。
が、お名前.comが提供しているなら、networksolutionsもあるかもと初めて見に行くとあっさり見つかった。
サービス名は「Advanced DNS」。通常のDNSサーバだけを打ち込む設定とは別枠で、Aレコード、MXレコード、CNAMEなどの設定か可能。
設定方法
・ログイン →
・MANAGE ACCOUT →
・Pre-Registered Domains →
・Manage Domain Names →
・(この画面で現在設定されているネームサーバーが表示される)
・Manage →
・Advanced DNS Settings(Edit)
・(これを押すと現在の設定が表示される)
・Edit Records →
・AレコードやMXレコードを設定する
・(デフォルトでは下記のような記述)
www 7200 xxx.xxx.xxx.xxx
@ (None) 7200 xxx.xxx.xxx.xxx
* (All Others) 7200 xxx.xxx.xxx.xxx
※「www」はよく見るが、「@」「*」は初めて見る記述方法。
networksolutionsの特有の記述方法かもしれない。
「@」はwwwがない場合のwebサーバーを指しているが、wwwがない場合、お名前.comではデフォルトでwebサーバーを指し、wwwを付ける場合はCNAMEで設定していた。
「*」は「ここに書かれている以外の」という意味ではないか。まとめてあるIPアドレスを指したいときに便利かも。
設定の失敗でサービス中断
手順をよく考えて設定をしないとDNSをいじるので、当然、サービス中断のリスクがある。
networksolutionsのDNS設定が完了したら、すぐにDNSサーバをロリポップからnetworksolutionsに向けた。そしたら、webとMailが中断した。慌てて元に戻したが、2時間くらい中断したままだった。
networksolutionsのDNS設定が完了したら、それがネット内で反映されるまで、待って、そのあとDNSサーバーを切り替えればよかったのかもしれない。
nslookupで確認する限り、networksolutionsのDNS設定は比較的早く反映されていたが、ブラウザで当社サイトを見ると「行方不明」状態だった。nslookupとブラウザは違うルートのネーム解決をやっているのだろうか?
※後日談、メールサーバが止まっていた!
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