システムディスクのSSD化でPC高速化
- (2012-08-19 11:43:42)
できる対策は下記部品の入れ替え
・高速HDD
・高速CPU
・高速メモリ
検討案
・HDD交換:回転数が高くキャッシュサイズ64MBなど・・・それほど期待できないだろうな。それよりSSDを導入するか。
・CPUのオーバークロック:HPのPCは基本的にBIOSから電圧やクロック数設定の項目が抜かれているのでできない。
・CPU交換:Core 2 Duo E6300 1.8Ghz 1Mキャッシュ→ E6600 2.4Gz 4Mキャッシュ・・・それほど期待できないだろうな。CPUはイメージほどには体感速度に影響しないことが多い。
・メモリ交換:DDR2 → DDR3・・・体感できるほどではないだろう。そもそも私のPCはDDR3に対応していないはず。
実施
起動HDDをSSD(120GB)に変更してデータベースなど重いものを起動HDDに乗せる。
SSDインストールでトラブル
・Intel SSDをAmazonで購入。8千円。安くなったものだ。
・EASEUS Disk Copyで現行HDDのイメージデータをそのまま乗せ換え(HDDを丸ごとコピーするEASEUS)ても良いが、今回はXPのクリーンインストールを行う。
・XP Pro SP1 → インストールの途中で止まり前に進まない。2回行い2回とも止まったのでトラブルの再現性確認。しかし、その時点で原電を切って入れ直すとインストールを継続するのでなんとかインスト完了。
・XP SP3(WindowsXP-KB936929-SP3-x86-JPN.exe)をMicrosoft社からダウンロード。これをまず入れないとMicrosoft社は相手してくれない。SP3インスト後、更新プログラム100個以上をインスト。
結果
・XPの起動は劇的に改善。
・データベースの動作・・・起動が早いし、全体として速い。
・通常のアプリケーション・・・起動が早いし、全体として速い。
通常のアプリケーションプログラムも普通はメモリーにロードして行うので、アプリそのものの動作速度は理論的に変化ないはずだが、アプリの起動が速いし、データの読み書きも速いので、全体として高速感を味わえる。
SSDインストールの注意点
・SSDは、書き換え可能な回数に制限があるので、あまりtempファイルなどを作成しない方がよいといている人が多い →
(1)仮想メモリ止める
(2)OSのtempファイルをHDDへ
(3)メールをHDDへ
(4)ブラウザのキャッシュをHDDへ
(5)その他キャッシュをHDDへ
(6)デフラグをしない
(7)インデックスを付けない
・・・その他、SSDへの書き込みが頻繁に起こりそうなモノをすべて止めるか、HDDディスクへ流すかなどの設定をしておく。
SSDの書き換え寿命が気になる人はHDDのままで
要は、せっかくSSDを導入しても別途HDDは取り付けておきたいということ。はっきりいって使えないな。SSDの書き換え寿命など気にする人は、SSDにしない方がよいと言うことだろう。