タダでは使わしてくれないAdwords無料お試し券
- (2012-07-18 17:31:20)
郵送されてきた7,500円分のクーポン
7,500円分のお試し券が郵送されてきた。昔もきていたが、もっと安かった。試す気にもなれずそのままだった。今回は開封してみた。
ちょっとおもしろいと思ったことは、すでにオススメのキーワードが3点リストアップされていること。
つまり、このDMはすべての顧客一律のDMではなく、クライアントごとにパーソナライズされた情報が印刷されている点。
そそられるではないか。
レコメンドされているキーワードは、私からみても、かなり的を得ているワードで、Google社の提案精度の高さを感じる。
コールセンター、やる気満々の営業体制へ
さらに驚くべきことは、ネットですべてを完結させることを哲学としてきたGoogle社なのに、フリーダイヤルの電話番号が大きく印刷されている点。
しかもコールセンターの女性スタッフ写真入り。ああ、どんどん楽天のようになっていく。
日本のクライアントは、やはり電話サポートを手厚くして泥臭い営業をやらないと儲からないことに、どうも気づいたようだ。マーケティングディレクターの人事に変化でもあったのかも。
コールセンターもできて、やる気満々の営業体制へシフト中のようだ。
オファーでアルバイト募集広告でも・・・
さて、せっかくのオファーなので、受けることにした。
ただし、レコメンドされているキーワードではなく、アルバイトの人材募集の広告を打ってみることにした。アルバイトの募集は、リクルートや有名な人材斡旋会社は、当社は基本的に利用しない。
そして、人材募集にAdwordsを利用するのははじめての試み。
さすがにタダでは使わしてくれない
しかし、無料オファーのURLにアクセスして手続きをはじめると、新しいGoogleアカウントの開設を求められることが判明。
当然、新しいクレジットカード番号の入力も必要となり、そういう一通りの面倒で、かつキモであるカード番号まで手渡して、やっとこの無料クーポンは利用できるようになる、らしい。
アカウントが増えればGoogle社では担当営業の成績が上がるシステムのようだ。当社の場合、すでにアカウントは持っているので断念。この時点でクーポンはゴミ箱に直行した。
ちなみにこのオファーでAdwordsを行うと、金額が切れた時点で自動的にチャージが発生する。それなりに覚悟のいるオファーだ。
さすがにタダでは使わしてくれない。
驚異的な利益を謳歌している会社さんの割には、肝っ玉の小さなクーポンだったな、という記録。これが世界最高峰の会社さんのクーポンか。
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