HDDをDtoD領域も含めて丸ごとコピーするEaseUS
- (2012-04-14 16:18:07)
80BGから2TBのHDDへ
80GBのHDDが容量不足で、2TBのHDDと交換することにした。通常はOSからクリアインストールするが、DtoD領域があるので、これを移行したい。HDDのデータを新HDDに丸ごとコピーする方法を試みる。
HDDコピーマシンは便利
昔の会社では、こういうことは「HDDコピーマシン」でやっていた。HDDを数台並べて無条件にコピーするという物理的な感じの機械だった。
10台くらいのPCをセットアップするときはサイコーにクールだった。しかし、1年に1回使うか使わないか程度の機械、個人で購入するには負担が大きい。
EaseUS Disk Copy
何かよい方法はないかと探すと「EaseUS Disk Copy」というユーティリティソフトが使えることがわかった。
EaseUSは以前、パーティション作成や消去のために利用したことがある(EaseUS Partition Master)。
それまでPartitionMagicというソフトを使用していたが、当時はIDEからSATAのHDDへの移行期で、SATA版には私が持っていたPartitionMagicが使えなかった。
PartitionMagicをアップグレードするかどうか、というときに偶然見つけたソフトが「EaseUS Partition Master」だった。フリーだったのでありがたかった。
※EaseUS Disk Copy
http://jp.easeus.com/disk-copy/home-edition/
※EASEUS Partition Master
http://jp.easeus.com/partition-manager-software/free.html
USB接続のHDDも楽勝で認識
「EaseUS Disk Copy」で、HDDコピーマシンのようにHDDを丸ごとコピーできるかどうか、一番不安だったことは、USBハードディスクケースに入れられたHDDが認識されるかどうか。
この種のユーティリティは、CDやフロッピーから独自OSで立ち上げ、内蔵HDDを外部から操作するというモノ。
内蔵HDDは問題ないと思うが、USBケーブルに繋がれたHDDが認識できるものか経験がないだけに不安だった。
やってみると、あったり認識し、何ら問題なく中身を丸ごとコピーできた。1時間程度の作業だった。
ところで、感覚的に理解を超えている2TB時代
私が生まれて初めてHDD単体を購入した記憶は、ぼんやりしているが、90年代前半、秋葉原のお店で買った500MBのHDDだったように思う。価格は覚えていないが、1万円前後ではなかっただろうか。
今回2TBのHDDを購入した。約1万円。
価格はほぼ同じで容量は4,000倍に跳ね上がった。2倍や4倍ではない。40倍でも400倍でもない。4,000倍である。こんなバリューのある商品は他にないだろう。金融取引のような感覚だ。
産業革命のただ中にあるって、こういうこと?
指標を失って感覚は流れる感じ。こんなことで唖然としているようでは進行中の革命がまるでわかっていない証拠としか言えない。