請求書のネット化&デジタル化を願う
- (2010-12-23 11:49:40)
ネット化&デジタル化は仕事軽減とエコの一石二鳥
請求書に限らず、ビジネス文書の大半のデジタル化が実現されれば、私の仕事は10%程度軽減されるのではなかろうか。
紙・森林資源、そして配達という化石燃料の消費軽減など環境負担軽減への恩恵も計り知れない。
ネット化&デジタル化はなぜ進まない?
電話料金明細やクレジット決済明細などはすでにネットオンリーで処理できる。しかし、取引業者の中には未だ手書きの見積もりや請求書を郵送、場合によってはハンドキャリーしてくれるところも多い。
「顔を見せる」「顔を合わせる」という意味が大きいのだろうが、話すことがない場合の来客も困りものだ。腐りかけた魚のように違和感を感じる。
取引先企業・取引業者は可能な範囲で、見積もり・請求書その他すべてデジタル化してほしいとお願いしているが、いっこうに進まない。
まだ遠いデジタルでエコな社会
地元の商工会に加盟している。会費の回収は訪問による集金である。彼らは予告なしで突然現れる。数千円をお支払いすると手書きの領収書を切ってくれる。
忙しいときにはその訪問が苦痛だった。最近では銀行振込にしてもらえてうれしい。感謝さえしている。こういう世界が、日本ではまだ多い。
先日は商工会から職員が来てカレンダーを届けてくれた。多忙なときだったのでフレンドリーな対応はできなかった。商工会だけでなく取引業者でカレンダーを持ってきてくれた業者はすでに数社。すべてハンドキャリーである。
全業者に「カレンダーは不要」と柔らかくお断りするが、それが親切と誤解しているのか、どこもたいてい2枚か3枚押しつけて帰っていく。
欲しくないモノを押しつけていく人々の心理は測りがたい。
それとなく聞いてみるとカレンダーをもらってくれる人は少なくなっているそうだ。ゴミとして処分するにも「燃えないゴミ」にしてよいのか「燃えるゴミ」で出せるのか、最近では悩ましい。
カレンダーはバラして金具と紙部分を律儀に分けてゴミとして出す人々も多い。そういう人々の負担を考える人と、気にしない人の時代というか、世代のギャップというか、意識のズレ・文化のズレは埋めがたい。
来年、商工会から脱退しようかと考えている。