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Amazonマーケットプレイス 法人登録をしてみた
  • (2010-11-06 10:31:52)
遅ればせながらAmazonマーケットプレイスに申し込んでみる。今日は申込。登録作業は20分程度と書かれていた。いつもの営業トークかと思いきや10分もかからなかった。

目指すところは世界のネット企業の与信センター?



法人登録なのにオンラインでの自己申請だけ。この種の登録は日本企業の場合、大げさなところだと「登記簿謄本」や「決算書のコピー」などの書類の提出を求められることもあるので新鮮だった。

「登記簿謄本」が必要となると法務局まで出向きお金を払って発行してもらう我がニッポンのお役所システムを見ると、些細なことながら、一事が万事、この調子の日本の競争力の先行きが不安になる。

Amazonは法的な書類よりも実質的な与信能力を自社内で育成しようとしおており、またそのシステム構築に熱心ではないかと推測される。10年後、世界のネット企業の与信センター的なポジションを取れるに違いない。

世界中の個人の与信センターはVISAとMASTERで決まりだが、ネット企業の世界の与信センターはGoogleとAmazonになるかもしれない。金融での米国企業の支配力は圧倒的である。

コールバックによる全自動の申請者認証



誰でも、そして架空情報でも加入できそうな雰囲気のAmazonマーケットプレイスだが、最低限、申請者へ物理的にコンタクト可能かどうかのチェックが1ヶ所だけ存在した。

申請した電話番号へのコールバックである。コールバックボタンを押すと数秒で電話がくる。そして、機械音声で登録画面に表示されている「PIN」コードの入力を求められる。これで申請は終了する。

郵便物転送サービス(e転居)の申込で体験したIVR(音声自動応答)&CTIシステムに似ているがこちらが、さらに簡単。メールによる本人認証のための自動返信システムがそのままCTIに置き換えられている感じである。

この認証方式では申請者の電話番号と申請意志は確認できても、他の申請内容の正否は確認できない。登録時点ではこの程度でよいと判断しているのだろう。ここにAmazon社の文化、というよりアメリカさんの文化があるように感じられる。太刀打ち可能なライバルは当面でてこないだろう。






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