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ブラウザー比較
  • (2009-02-01 06:51:59)
世界の主要なブラウザーは現在IE、Firefox、Opera、Safariといったところだろうか。激突が続いている。消費者のパソコンOSのデファクトは1995年のWindows95で勝敗が付いた。Microsoft社がIT産業のすべてを制覇したかのような印象を抱いたものである。

が、気づいてみればインターネット時代はOS開発というビジネスモデルは終わっていた。

OSに依存しないブラウザーがユーザーインターフェースになろうとしているし、ブラウザーはPCアプリケーションの動作環境であり動作プラットフォームになろうとしている。今後クラウドコンピューティングが普及すればブラウザーはアプリケーションの実行環境・実行プラットフォームとして重要性はさらに増す。

ブラウザーシェアを握ることは世界のインターネットユーザーの巨大な集客と導線をコントロールできる可能性がある。GoogleがChromeを昨年リリースしたとき、「今さら巨額の開発費をかけてなぜ?」と考えたものだが、そういうことなんだろう。

IE、Firefox、Opera、Safari、Chrome・・・これが今私の比較選択対象ブラウザー。下記2点で考えてみた。

・機能性・性能面での比較

・マーケティング上・ビジネス上の都合

本当の真実を知るためには自分でベンチマークをするべきだが、時間と労力を節約するため、検索すると様々な人々がすでに行っている。信じられないデータ、意図的な誘導を感にさせるものから、かなり公平そうに感じられるものまで。

総合すると多少差はあってもバージョンアップごとに機能差・性能差は縮まるので多少の差では長期的な意味は少くない。

自分自身の感想:Safariは日本語表示に問題がありそう。Chromeはサクサク動くかのように見えたが気のせいかもしれない。私の使い方が悪いのか、検索窓の使い勝手が悪くて一週間後使用を断念。検索サービス会社なのになぜ?

IE、Firefox、Opera、Safari、Chromeすべてかなりのメモリーを同程度占有消費する・・・要は大差ないという印象を受ける。

次にビジネス上の都合で考えると、通販ECでは顧客の使用しているブラウザーにも注意を要する。それなりにバラけてきているが、今でも圧倒的にIEが多いことを考えるとやはりIEが有利なのだろう。

ケータイユーザーのブラウザーはこの際判断対象に入れていない。

それと「ネットバンク推奨のブラウザーとバージョン」の問題がある。厳しいセキュリティを引いているネットバンクでは推奨のブラウザー&バージョン以外でエラーになることもあり、やはりしばらくWindowsデフォルトのIEが有利なんだろう。

ユーザーのブラウザーが多様化してきて、しかも古いバージョンから正式リリース前のβべージョンまでバラエティに富んでいるので、自社のチェックはかなり種類のブラウザーを準備しておく必要がある。これも今後の課題。

個人的にはFirefoxとOperaも前向きに使用している。私のIE6が、ときどきエラーで止まるページが増えてきており(AjaxやActionScriptなどでハングするのだろうか?)、IE7やIE8を試したが、なんか動作が重い。私のPC環境ではフォントの表示もおかしい。そんなこともあってFirefoxとOperaは助かる。






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