音楽CDとPCの関係
- (2010-02-11 06:07:22)
ややっこしいCDデータの保存
(2012/03/30追記)
知人に「このCDの1曲をPCに落としてほしい」と依頼された。ダンスの練習曲だそうだ。
PCのCDドライブに入れるとデータがあるが1kb程度。おそらく本物のデータが読み込まれていない。
Windows Media Playerはイマイチ使い方がわからない。意図的にわからなくしている可能性もある。もし事実なら出さなければよい。複雑な事情があるだろう。政治的な問題だろう。
しかし、中途半端な製品は遅かれ早かれ市場から駆逐されか、少なくとビジネスモデルには貢献しない。
今から思えば、CDexで、CDから直接読み取れ、かつMP3変換できたはずだが、時間がなく慌てたためムダにイメージファイルなど作成した。その試行錯誤の内容:
(1)imgBurnでイメージデータを落とす → Image.cue
(2)DAEMON Toolsでマウント
(3)CDexでコンバート → Image.wav
互換性のないPCとCDのデータ
動画制作の楽曲選択中。今回もあるアーティストの作品の使用させてらいたいとご本人に確認中。平行して制作サイドに予定楽曲を送るためCDからコピーした。
案外自分が理解していないことが音楽CDとPCの関係。
きょうはこれについて調べてみた。
CDの音楽はそのままでPCのWindows Media Playerで再生可能ながらPCにコピーはできない。データCDからファイルをコピーすることとは違うようだ。音楽CDはPCが読めるフォーマットでないのだろう。
PCでPCM録音データをWAVEフォーマットに変換して読む
とりあえずの理解:
音楽CDはPCMという手法でアナログデータをデジタル化。CDプレイヤーはこのデジタルデータを読めるが、PCではこのフォーマットの完全対応をせずMicrosoft社は独自のWAVEフォーマットを開発。
よって、音楽CDより音楽データを読み込んでPCに保存する際はWAVEフォーマットに変換される。PCのファイル形式と音楽CDのデータ形式の違いという技術的な問題と標準化の主導権という政治的な問題?
リッピング & CDex
音楽CDからPCデータ(今回はWAVE形式)への変換をリッピングと呼ぶそうだ。WAVE形式からデータ圧縮を行いMP3形式に変換した(MP3エンコーディング)。
これらの作業に使用したソフトはCDex。
MP3エンコーディング & LAME
CDexでは圧縮のためのコーデックを選択できる。デフォルトではLAMEというMP3エンコーディング用のソフトが選択される。LAMEはフリーのソフト。
Microsoft社はWAVEの圧縮については規格の策定を行っていないらしい。勝手にやってくれということだろう。
CDexではエンコードソフトがいろいろ選べて混乱するがとりあえずデフォルトですべて完了。
音楽や映像は家電業界とMicrosoft社や他のソフトウェア開発会社の規格が乱立しよくわからない世界だ。今後収束していくのか、主導権はどのプレイヤーに???
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