< | >

キーワードツール、世界変動の象徴
  • (2010-01-24 07:05:19)
価値観を根本的に叩きつぶしたGoogle

意識せず毎日使う言葉。人類の遺産であり財産である言葉はすべての人に公開され誰でも自由に使うことができる。使い方も自由。どのように加工しても著作権うんぬんは問われない。

100%完全フリーで自由でタダの「言葉」を商材に選んだGoogleは、はじめからそういう意図でビジネスが開始されたのかどうか、私には知る由もない。現在、私たちビジネスサイドは「言葉」を入札する時代となった。

Googleは言葉検索システムを構築し人類に等しく無料サービスとして提供することで、人類史上かつてない爆発力で収益を上げるミラクル企業となった。歴史に刻まれる事件だろう。

金融が富そのものの「お金」を商材にしていることに対して、誰もカネになるとは思えなかった「言葉」で空前の経済的世界制覇を、しかも数年で成し遂げた偉業は私の理解を超えている。

「金融」こそビジネス最先端と叫ばれはじめた90年代の米国で、まさにその矢先に「言葉」というなんでもない材料で金融をぶっちぎった印象を受ける。

最近Googleは中国との対決姿勢を見せている。国家間の戦争が概ね終焉した現在、戦争が企業対国家という図式に移行している状況も感じさせる。

どれをとっても古い時代の構造が変質中の現在社会をもっとも如実に体現している会社にように感じられる。

キーワードツールはヒントの塊

以前、Overtureから無料公開されていた「キーワードアドバイスツール」をときどきたたいていた。言葉の意外な需要に発見や驚きを体験した。

商魂がある人々はこれがすぐにビジネスチャンスと気づき、キーワードアドバイスツールをベースとした独自のキーワード検索エンジンを構築し付加価値を付けて有料化したり、キーワードマーケティングのノウハウと手法を確立しコンサルティングや情報商材として売り出していた。

彼らは、GoogleやOvertureほどには構想は大きくなかったが、同様に見る目がありモノの価値を嗅ぎ取る能力があった。将来の可能性を見通せる能力のある人々である。ヒントから将来性を読みとり、即時行動に移せるところは起業家に向いているし経営者としてキーになる感覚であり実行力だ。

ワードの向こうにある消費者の需要を読み解くセンス

「キーワードアドバイスツール」はそのままではたんなる便利ツールでしかない。それをビジネス的に有効活用できる人は、ビジネスマインドがあるだけでなく言語・言葉に対する特別なセンスも必要に思う。

・言葉に対する特別な感覚・鋭いセンス

・検索された言葉に込められた消費者心理を空想できる能力

・消費者や世間の需要を読みとる能力

少ない単語から消費者の夢や欲望や需要を嗅ぎ取る嗅覚がインターネット時代のマーケティングの力。「言葉」に対する一般人と違う感じ方やセンスがインターネットビジネスには求められる。

Googleキーワードツール:世間の欲望を垣間見るインタフェース

Overtureキーワードアドバイスツールは2007年にクローズされ非公開となったが、現在ではGoogle社が「Google AdWords キーワード ツール」なるものを無料公開している。

AdWordsの使用促進のための営業・販促の一環とはいえ、無料公開とは・・・どこまでも世の中の既存の価値観を徹底的に破壊する姿勢は凄い。おかげで誰でも世の中の欲望を垣間見るインタフェースが使える。

凄い時代だ。やはり私の理解を超えている。しかし、使わなければ、土俵にさえ上れないのが現在にインターネットビジネス。






<< 本屋に行く回数は減ったか?ネット時代、マスコミ収益モデル< | >WordPressを試す、MySQLはテキストファイルだった >>
search
layout
admin

[▲page top]