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広告主としてのアフィリエイト体験レポート#12 厳しい現実
  • (2009-11-19 11:32:23)
極端に2局化しているアフィリエイター

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アフィリエイト・プログラムを終了する時点での状況:

・提携アフィリエイター:2500

・活動アフィリエイター:500

・報酬を獲得したアフィリエイター:50

・月額1万円以上報酬を獲得したアフィリエイター:5

・月額10万円以上報酬を獲得したアフィリエイター:1

実際に活動していただいたアフィリエイターさんたちの実に90%の方が何の報酬も得ることがなかった。インターネットのあちこちに「アフィリエイトで楽々お小遣い稼ぎ」という広告は見かけるものの現実は厳しい。私がもしアフィリエイターなら完全にこの大多数に入るはず。

アフィリエイト・プログラム開始以前、私のアフィリエイトに対する漠然としたイメージはアフィリエイターさんたちとの友好的で協力的な協業関係だった。

しかし、徒労に終わったアフィリエイターさんが90%以上という実情を考えると不特定多数のアフィリエイターを動員するアフィリエイト・プログラムは長期的には無理のあるビジネススキーム・ビジネスアライアンスではかなろうか。

有力企業さんの中には有力アフィリエイターの一本釣りに走るところもあると聞くが、ありうる話だ。効率的だし多くのアフィリエイターに迷惑をかけずに済むし担当者も気が楽だろう。

この不特定多数のアフィリエイターさんを動員するというやり方の無理さ加減もアフィリエイト・プログラムの継続を断念する要因となった。

この反省から逆に、小規模で友好関係にあるチーム(たとえば社員、取引先、当社ファンの方々など)をベースとした自営アフィリエイト・プログラムなら、90%の人をムダに走らせることがない友好的なプログラムの運営も可能だろう、と考えるようになった。

自社運営アフィリエイトシステムの構築もその一つ。しかし、この場合、常識的に考えれば有力アフィリエイターの獲得は限りなく0!。

自営アフィリエイト・プログラムの問題点は技術的なことでなく、箱物行政のごとく実質的な部分。有力アフィリエイター獲得という点で本質的な難点は避けがたい。

(続く・・・)

この記事は#12

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