ブランド買収ニュース
100億ドルの買収提案が流れるまでの記事。ブランドのブランドによるM&A。交渉過程の情報がリークされる背景はマスコミを駆使した交渉だからか?今時のブランドは資本主義マネーゲームの一部。


Avon to consider Coty's $10.7 billion takeover bid


http://uk.reuters.com/article/2012/05/13/us-avon-idUKBRE84C0C120120513

Sun May 13, 2012 10:44pm BST

(Reuters) - Avon Products Inc (AVP.N) on Sunday said it told Coty Inc COTY.UL that it would consider the smaller company's $10.7 billion takeover bid and it expected to respond within a week.

In a letter to Avon's board dated May 9, Coty said it was raising its offer from an earlier $10 billion bid and gave Avon a deadline of the close of business on Monday, May 14, to enter into talks or it would withdraw its offer.

In the letter, disclosed by Avon on Thursday, Coty raised its bid for Avon to $24.75 per share from $23.25, and revealed for the first time that Warren Buffett's Berkshire Hathaway BRKAA.UL would provide financing.

"Coty received an email from Avon that tracks the press release they issued this afternoon. It does not provide additional information," a spokesman for Coty said. "We have reached out to Avon to clarify why they are seeking additional time to respond to our request from last Wednesday to begin discussions and due diligence."

Coty, maker of Stetson aftershave and Beyonce fragrances, in April made its intentions toward Avon public for the first time at $23.25 per share. Avon is nearly three times Coty's size in revenue.

※Avon社の写真説明:The New York-based company, famous for the "Ding Dong, Avon Calling" advertisements in the 1950s and 1960s, is more in need of a complete makeover than just a touch-up, according to interviews with more than a dozen sales 'reps'.

(keyword): ブランド, ブランディング, ブランド-ブランディング, 起業, 自営業, 経営, スモールカンパニー, スモールビジネス, マーケティング, PR, プロモーション, 中小企業

  • (2012-05-17 04:43:45)

ブランドの価値観は激変中
かつてもてはやされた「ブランド」だが、「ブランド」にも斜陽の陰が。90年代に隆盛したブランドは、今、どちらかといえば中国や中東で人気であり、本家の欧米では今ひとつ元気がない。インターネットやSNSの普及で「ブランド」の価値観や「ブランド」に対する戦略は現在、激変中・・・これは2年前の記事である。アメリカ人は気づいているな。そして、対策を打っている。


Brand Building, Beyond Marketing


http://www.strategy-business.com/article/00041?gko=9efe7

Consumers are becoming more suspicious of traditional branding.
(July 26, 2010)

Not so long ago, brands were in the limelight. They were seemingly powerful, and virtuous. Any inconvenient truths were hidden by glossy packaging and one-way, big-bang marketing campaigns.

Now, as organizations become ever more transparent, people can see behind the marketing facade and are questioning what they are told.

Trust in brands has diminished and consumers are more likely to view brands cynically, and to feel uncomfortable with brands’ desire to control.

This has created a challenge for many brand owners, because they are ill equipped to cope with greater openness.

But the most innovative companies are recognizing the way perceptions are changing, and are adapting their branding strategies accordingly ? in some cases, reinventing them entirely.

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  • (2012-05-14 06:54:33)

キーワード・オリエンテッド・マーケティング
ネット時代のスモールビジネスは、作ってから売るのではなく、作るべきキーワードオリエンテッドな製品を見つけて作る。製造課程もブランディングの一ページとなるキーワードオリエンテッド・マニュファクチャリングの時代(2010/02/04 小平探検隊)


モノ不足からモノ余り時代へシフト



終戦後のようにモノがなかったなら作れば何でも売れる。

今は世界中がモノで溢れている。供給過剰ゆえモノは無限に安くなるのは需要供給の原理。生産コストの無限の安さを求めて生産地は世界の最貧国・最貧地域へとシフトしていく。


個人間の貧富の差は増大、最貧国・最貧地域は消滅



実際は政治的な障害や文化的な問題も大きいので、必ずしも理論的に物事が運ぶわけではないが、インターネット時代で国家間の情報格差は縮小された。価値観や文化の平準化は怒濤の勢いで進行中。

津波が襲うように政治障害も文化障害も飲み込まれ世界中の人々が価値観と生活様式を共有する時代がくれば、個人間の貧富の差は残されても、最貧国・最貧地域というエリアは消滅しかない。


地球上のモノ生産能力は、すでに世界需要を越えている



製造業は豊かな国々から貧しい国々や貧しいエリアへと拡大中。製造業のノウハウも拡散中。

世界の生産設備能力と世界の需要数量の統計をとればほとんどの製品でモノ生産能力は、すでに世界需要を越えているのではないか。

コンシューマープロダクトは、すでに世界需要以上の過剰設備が地域を移動しながら増殖中という恐ろしい状況を描いている。


製造業の終焉



日本が家電製品や自動車で生き残る時代は「終わった」という人がいるが、正確には「すでに終わって久しい」が適切でなかろうか。

その終焉時期は少なく見積もって10年以上も前の話。しかし、終わったはいいが日本には次がなかった。これが問題だ。

今から思えば、20年前、バブル真っ直中、この事実を予測しシフトの準備を始めるべきだったが、バブルとかなんとか舞い上がって絶好調な状態で思いつく人は限られていた。我ら日本人はこの辺に節操がない。


ブランドは一つのヒントだった



LVMHベルナール・アルノー社長が命がけでクリスチャン・ディオールを買収した事件とその後のLVMHの奇跡的な繁栄は日本以外の世界の経営者に多くのインスピレーションを与えた。

クリスチャン・ディオールの買収は1984年。自社建設会社の総資産をはるかに越える買収は、リスクを考えると無謀だったが、アルノー社長はフランス製造業の後にくる時代を睨んでいた。

ちょうど同じ頃、世界の製造業の頂点を極めようとしてた日本とはあまりにも対照的。

アルノー社長の手法はもはや通用しないが、私たちは今さら彼を追いかけはじめている。


「オリエンテッド」な製造業



「オリエンテッド」の発想は70年代米国で発達したマーケティングの一手法。

闇雲にモノを作る時代から、需要調査を行った上で売れるモノを売れるだけ作り、かつ効果的なマスメディア広告でプロモーションを打つ時代。オリエンテッドは、80年代、90年代のマーケティング「切り口」。

オリエンテッドはバージョンを増やしながら進んできた。

・ニーズオリエンテッド

・マーケットオリエンテッド

・サービスオリエンテッド

・カスタマーオリエンテッド

・クライアントオリエンテッド


「キーワードオリエンテッド」な時代



インターネットの時代には、また新しい「オリエンテッド」が追加された。キーワードオリエンテッドなマーケティングの時代。

買いたいモノ、興味あること、関心あることは、図書館や知人に聞く時代でなく、検索エンジンに聞くという行動パターンが文化として定着した。

時代は「キーワードオリエンテッド」な切り口が有効か。


購買意欲があり、需要があるキーワードを探せ



購買意欲があり、需要があるキーワードの発見から製造をスタートさせるキーワードオリエンテッド・マニュファクチャリングの時代に見える。


予測



安値傾向:

・軍需産業:武力行使が世界的に「悪」という合意がなされた現在、所有することさえ意味がない。抑止力にもならない。

・製造業:高度な生産技術と過剰な生産能力・生産設備。

高値傾向:

・天然資源(鉱物・植物・水・空気):稀少性が急速に増大。

・金融:安定した製造業上で展開されるアプリケーション。マネーゲームに人々は酔う。

・キーワード:パーソナライズド・マーケティングの時代はテレビよりこれ。

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  • (2012-05-10 16:55:12)

ブランディングは口コミで拡がる
きょうは、「人はなぜ自己を語りたがるか」「なぜ自慢したがるか?」というニュースから。「それは脳が喜ぶから」という経験的に知られている事実が科学的に調査されたよう。

「Self-disclosure is extra rewarding」(自己開示は、脳の快感も最高)とも書かれていた。

自分が愛するブランドについて、語りたがる人の心理も同じ。好きなモノを語ることは自己を語ること。そして、この行為がブランドの認知度を拡散する大きな潜在力になっている。

Science Reveals Why We Brag So Much
(http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304451104577390392329291890.html)

Talking about ourselves?whether in a personal conversation or through social media sites like Facebook and Twitter?triggers the same sensation of pleasure in the brain as food or money, researchers reported Monday.

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  • (2012-05-09 11:40:15)

最強ハンドクリームと製品ブランディング
ハンドクリームを開発中。メジャープレイヤーがすでに低価格帯から高価格帯まで、がっちり押さえている固定マーケットでいまさらなぜ?充実しているかに見えるハンドクリーム製品郡の中でニッチな部分がすっぽり空白になっている。このニッチカテゴリーで製品投下。製品ブランディングが確立できれば参入か可能かもしれない(2012/05/08)




不満だらけのハンドクリーム



社内では水仕事やエタノールに触れる仕事をするスタッフがいる。またスタッフの中には小さいお子さんを育てているお母さんたちも数人。

自然、水仕事が増える。彼女たちの手は、あかぎれや手荒れを起こし、指先はボロボロ。痛々しい限りだ。話を聞けば数々のハンドクリーム試してきたという。

ドラッグストアでワゴンセールされている数百円の量販品から、1本数千円のブランド品まで、ウワサを聞いては買い求め、試すものの、皮膚をガードするというこの単純な目的を果たす決定的製品がないらしい。「皮膚をガードする」という単純な機能ができていない?


水・刺激・乾燥から皮膚を守る



ハンドクリームの基本は、次の3点

・「水」(water):水から皮膚を守る

・「刺激」(irritants):刺激から皮膚を守る

・「乾燥」(dry):乾燥から皮膚を守る


「水仕事から皮膚を守る」= ワセリン



市販ハンドクリームの成分は、保湿成分だったり、呆れることにシリコンだったりする。「水仕事から手を守る」「水仕事から皮膚を守る」という機能性ならワセリンに勝るモノはない。

ワセリンは、皮膚関連トラブルなら病院で処方されるメジャーな薬だけに、ほとんどの人が知っているが、インタビューしてみるとワセリンに対してかなりネガティブなイメージがあることも判明した。

・「使いにくい」

・「ベタベタ」

・「鉱物由来・石油由来」

つまり、製品のテクスチャに負のイメージが付いてしまっている。あんなに効くのにもったいない話。


技術的な解決は楽勝だが、売れない = ブランディングの問題



製品テクスチャは技術的には、ある程度簡単に変えることができる。しかし、徹底的に変更することはできない。大手ハンドクリームブランドが、ワセリンをあきらめている原因はここにあるのではないのか。

欠点である「ベタベタ感」を、むしろ、全面に押し出して、この部分をブランディングのポイントにしてもよいかも。

しかし、作ることと売ることはまったく別物。知名度がない・ブランドがない・信用がないの3重苦となれば、開発費も生産原価さえ回収できないと推測される。普通なら恐ろしくて手が出せない。


誰もが作れる最強のハンドクリームがなぜ売れるのか?



技術的なハードルは低いので製品は大きなハードルを伴うことなく完成するだろう。そして、その製品は、他社のいかなる製品より効果的に皮膚を保護する「最強のハンドクリーム」になるはず。

しかし、できた製品は、同様に他社製品に対して成分的・技術的な優位性はない。ワセリンはドラッグストアで安価に販売されている。つまり、誰もが自宅で気軽に自分で作れる製品である。

世界最強であっても、無名で技術的優位性がない。

この製品をどうやって売るのか?

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  • (2012-05-08 11:10:25)
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