他者を批判しないタイトルをつけよう
  • (2011-07-20 06:51:00)

記事のタイトルは本文を読者に読んでもらえるかどうかの分かれ目的な看板。

サインボード。表札。人で言えばその人の顔。顔は多くを語り悟られる。

理想的なタイトル

・[機能的要素] 本文の一言要約 ・[情緒的要素] 刺激的または興味をそそる予感

スパムメールなどは情緒的要素のタイトルが主流。 「○○とは!?」 「あたなだけへのお得情報」

冷静な記事を守る

事例:

【1回目タイトル】 「バカ丁寧な挨拶文でお里が知れる」

【修訂タイトル】 「丁寧すぎる挨拶文も考え物」

明らかに1回目のタイトルの方が刺激的に見える。しかし「バカ丁寧」や「お里が知れる」では対象者に対する批判や蔑視のニュアンスが強い。強いからこそ刺激的で多くの読者を誘うかもしれない。

しかし事実を脚色し読者を誘導するやり方は長期的には作者の信用に有利ではない。匿名記事なら関係ないかもしれないが、署名する記事なら心得ておきたい。

匿名記事が政治的やマーケティング的なある意図を持った記事なら別だが、けっきょく、いつまでも匿名記事を書いていてもライティングは上達しない。

ライティングの基本態度とは?

署名するかどうかは別にしていつも署名するつもりで記事を書いた方がライティングのトレーニングには有利。

そのためには「おもしろくおかしく言うためだけに他者を批判する表現を避ける」態度は絶対に身に着けたい。ライティングの基本態度だろ。

今回のオリジナル記事:丁寧すぎる挨拶文も考え物

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