修飾語のポジションミス:「タダでぜーんぶPR」vs「ぜーんぶタダでPR」
category:
web-writing
- (2011-02-24 05:39:00)
以前もこのウェブライティングで反省したことだが、修飾語の位置が前に来すぎてどの体言を修飾しているかわかりにくい、よって主張が弱くなりがちなクセの実例:
・タダでぜーんぶPR -> ぜーんぶタダでPR ・昔流行った「プレスリリースはタダ」という考え方の功罪
[昔流行った「プレスリリースはタダ」という考え方の功罪]はなんかしっくりこない。「昔流行った」のポジションが修飾ターゲットから少し飛んでいる。下記にした方が良かろう。
-> 「プレスリリースはタダ」という昔流行った考え方の功罪
まあ、この文章に関していえば、修飾フレーズが「考え方」というターゲットに対してダブルになっており、それもインパクトを弱める要因になっているか。「修飾クセ」は人の心理に根付くだけにそう簡単に補正できるモノでない。ミスを犯すたびに反省し是正する。