- (2016-11-25 15:14:32)
「イオン、ブラックフライデー初開催」というニュース(2016/11/25)
米国の秋イベント
米国では秋から年末のクリスマスに向かって大きなイベントが目白押し。・10月31日・・・Halloween(ハロウィン) ・11月第四木曜日(2016年は11月24日)・・・Thanksgiving Day(サンクスギビング・感謝祭) ・11月第四金曜日(2016年は11月25日)・・・Black Friday(ブラックフライデー)
激セールのブラックフライデー
アメリカで暮らした経験がないので白状すると、ここに書いている情報はWikipediaなど他人様サイトからの受け売り。ブラックフライデーはお祭りに関係しがちな宗教とはとくに関係なく、デパートやショップの安売りセールが起源のもよう。
「感謝祭」プレゼントの売れ残りを一掃する大セールとして1961年ごろ米国フィラデルフィアではじまり全米に伝播していった。
現在、事実上の「クリスマス商戦初日」というポジションと意味を確立している。
デパートやショップの方も景気づけに「50% OFF」など激セールを打つため、全米で買い物客が盛り上がる一年最大のショッピングデーとなっている。
ブラックフライデーの語源はこうだ。街が買い物客で混乱する、仕事が増える、それで警察官が「ブラックな金曜日」というネガティブな意味で呼び始めた。
警察側のネガティブな名称ながら、ショップが「黒字になる(be in the black)になる金曜日」と強引な解釈に変更したそうな。
で、よい意味で現在「ブラックフライデー」の呼び名が定着したとWikipediaに書かれていた。おもしろい。
ちなみにマイナス収益の「赤字」の英語は「red」。英語も黒と赤を日本と同じ経済指標の意味で使用している点もおもしろい(あれ、もしかしたら日本語の黒字・赤字は英語からの輸入?)。
日本でも流行るのか?
やれやれ、ハロウィンに続いてブラックフライデーも輸入されるのか、が第一印象。とくに否定的というわけでないが、このパターン、ちょっと多すぎる気がしないでもない。
今年ハロウィンが劇的に盛り上がった理由としてSNSの存在を指摘する人が多いが、同感する。
バーゲンは日本ではあまりにも頻繁に行われており、SNS的な話題性はなかろう。業界のかけ声倒れに終わる気がする。