2016年Webデザイン、ミニマリズムは続く
- (2015-12-12 05:54:23)
スマホがwebデザインをひっくり返した
世界中が、スマホフレンドリーからスマホプライオリティワンに移行中な印象。
モバイルデザインの特徴:
・基本「ワンカラム、シングルカラム」
(昔のwebは、PC画面800px-1280px程度を想定して、2カラム - 3カラムが主流だった)
・レシポンシブ
(段組なしで下に長く続くタペストリー型が基本で、画面幅に余裕があれば、各要素が横方向にfloat)
・ボタンが大きい
(指で押せるように)
・文字が大きい
(昔は10px-12pxメイン、現在は12px-40pxへ。本文の文字サイズさえ14pxから16px)
・文字数が少ない
(1行15文字程度で20行以内)
・被写界深度が非常に浅い写真が主流
(米国の映画・ドラマからの影響か。このトレンドに関して日本のドラマはかなり遅れている)
その他
・フレームワークや共有リソース
(Bootsrapやawesome fontなど。コーディングはしなくてよい傾向)
・パステルカラーが好まれる
(日本人に好まれてきたパステルカラーは、今や世界のトレンド)
・シンプルなフラットデザイン
(ゴール・オリエンティッドなwebページは、デザインをシンプルにして迷わせず視聴者をゴールへ向かわせる。リンクも出さない)
・スクロール型
(コンテンツを増やす場合は、下に下に掘り下げる = 下に長く続くタペストリー型)
ページの目的の明確化
そのwebページの目的だけに視聴者の意識を集中させ、フォーカスするデザインが圧倒的に増えてきた。
どんな文化圏の人々にもわかりやすく
ユーザーの世界化に応じて、どんな民族・どんな文化圏の人々に対しても、とにかく簡単でわかりやすいことを訴求した結果だろう。
ユーザーを迷わせない導線
特定の目的を達成するために、余計はモノは隠す、見せない、が重要。スティーブ・ジョブズが理想としたデザインに世界全体が向かっている課程が今時のトレンド。
ミニマリズム
これらのトレンドは一言で言え「ミニマリズム」かな。
このトレンドがしばらく続いて、また複雑系に移行するだろうが、それが2020年なのか、2030年なのか不明だが、ミニマリズムはもうしばらく続きそう。
今時デザインのGoogle対策
文字数が少ない、内容が薄いとGoogleの評価が下がるが、それはSNSでカバーしているような。
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