ヤマト「宅急便コンパクト」実スタート、B2で初打ち出し
- (2015-06-27 18:46:23)
ヤマト運輸の新サービス「宅急便コンパクト」が、数ヶ月遅れで、数日前より始まったらしい。ドライバーさんに依頼しておいたら、本日テスト分としてさっそく専用箱(専用BOX、見本用)と専用の「A5マルチ伝票」(実はこれは専用伝票でないことを翌日知る)を届けてもらった。テストしてみる。
専用BOX、薄すぎでは?
ヤマトのコンパクト用「専用BOX」はヤマトが1枚65円で販売している専用BOX。段ボール箱ではあるが、厚さ2mm程度の箱。強度に問題があると思うのだが、本当にこれが宅急便用?
段ボールの規格で言えば、おそらくEフルート(EF、1.5mm)。ヤマトの過酷な配送センターや集荷トラック内でつぶれる気がする。手荒い扱いをするアルバイトの仕分け人も存在するだろうに、破損が、かなり心配。
使うならオリジナルで作るか、補強材必要
私は個人的にとても使えないと判断している。補強材を入れる予定。もしくは申請して承認されれば、オリジナルの宅急便コンパクト専用箱を作れるとのこと(ただし、サイズ・デザイン・ロゴの規制あり)。
伝票用紙はA5なの?
届けてもらった宅急便コンパクト専用用紙は「レーザープリンター用A5マルチ伝票」(品番320)。
文字通り「A5サイズ」。
え?なんでA5に代えちゃうの?
今までヤマトの伝票は一貫して「A4サイズ」だった。コンパクトではA5に変更されている。もしかたしらA4サイズバージョンの伝票もあるのかな?週明けドライバーさんに確認してみよう。
もしA5しかないなら、クライアント側ではA4 → A5への変更で、作業中にプリンタを代えるか、その都度トレイやプリンタの設定を代えるなどのワンアクションが要求されることになる。
普通の「宅急便」と「コンパクト」の打ち出しで、トレイを代えたり、プリンタを代えたり、いちいちやっていては作業効率が低下する。
今までと同じA4サイズに二面付けすればいい話なのに・・・ヤマトさん側に何らかの事情があるとは思うが、クライアント側の負担を犠牲にしてまでA5に変更する理由はなんなんだろう?
(訂正)
ドライバーさんに聞くと「A5マルチ伝票」は数年前から使用されているとのこと。「宅急便コンパクト」のために新規に開発した伝票でないと判明。
B2の印刷時の伝票用紙を選択する欄で「A5マルチ」か「A4(旧用紙)」という選択欄があるので、ここで「A5マルチ」を選択すると同じ用紙で「宅急便」や「コレクト」を分けて印刷してくれる。
・・・「宅急便コンパクト」もこの用紙で印刷できるわけだから、3種類の発送方法の打ち出しがこれ一種類の用紙ですむわけで、とっても便利な用紙という事実が判明した。「A5マルチ伝票」の「マルチ」の意味がよくやくわかった。見落としていたようだ。
ドライバーさんに聞くと「A5マルチ伝票」は数年前から使用されているとのこと。「宅急便コンパクト」のために新規に開発した伝票でないと判明。
B2の印刷時の伝票用紙を選択する欄で「A5マルチ」か「A4(旧用紙)」という選択欄があるので、ここで「A5マルチ」を選択すると同じ用紙で「宅急便」や「コレクト」を分けて印刷してくれる。
・・・「宅急便コンパクト」もこの用紙で印刷できるわけだから、3種類の発送方法の打ち出しがこれ一種類の用紙ですむわけで、とっても便利な用紙という事実が判明した。「A5マルチ伝票」の「マルチ」の意味がよくやくわかった。見落としていたようだ。
A5マルチ伝票のナゾの「発払・コレクト・着払」マーク
この伝票にはさらに大きなカラー文字で「発払・コレクト・着払」マークが印刷されている。これって、コレクト(代金引換)や着払いの伝票としても使えると言うことではないか!と期待した。
しかし、送付状ソフトB2で「宅急便コンパクト」を選択する限り、コレクト(代金引換)や着払いになることはなかった。なんのためにこんな紛らわしいマークがカラー印刷されているのか、将来的にそういうプランがあるのかもしれない。
現在は「発払・コレクト・着払」の部分は印刷すると「コレクト・着払」部分が黒く塗りつぶされる仕様になっている。わざわざトナーで塗りつぶすことが環境的にもコスト的にも、なんかムダに感じられる。
これ部分も上記(訂正)パートから明快。コンパクトにはコレクト・着払はないが、宅急便には選択できる仕組みと判明。
「送り状種別」が不明
B2ソフトに単品ごと手入力する場合は問題ないが、CSVファイルやExcelから一括登録する際は送り状種別を明記する必要がある。
しかし、この種別番号の説明はまだどこにもない。ヤマトのサイトにも記述は見当たらなかった。なので、自分で適当な数値でテストしてみると「8」と判明した。
0 : 発払
1 : (未使用)
2 : コレクト
3 : DM便
4 : タイム
5 : 着払
6 : メール便速達サービス
7 : ネコポス
8 : → 宅急便コンパクト
9 : (未使用)
「9」や「10」もテストしてみたが動作しなかった。カンだが、
9 : 宅急便コンパクト コレクト
なんて計画されていたりして。
テスト結果
今日テストしてみて、自分にとっての最大の課題は同じ「宅急便」でも「宅急便」と「宅急便コンパクト」を区別して伝票印刷することになった事実。
「この商品は宅急便コンパクトではムリだよなー」をどうやってシステムで事前に判断し、それぞれの適切な送り状種別を立て伝票印刷するか、データベース上でのプログラムの開発が必要になる。気が重い。
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