Aterm ITX ・発信写録・Win7(2台)、USBドライバではまる
- (2014-06-24 11:17:36)
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ATERMからUSBケーブルで接続したPCにて発信写録を動作させるにはそのPCにてUSBドライバ必要あり。ただし、win7用のドライバの配布はないので、コンパネ → デバイスマネージャー → 「不明デバイス」から右クリックで "XPのドライバ" を明示的に指定して読み込ませること
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発信写録が動作しない。どうも、atermのUSBポートのドライバ問題 → 下記は2014年に書いた記事
XPのドライバーを明示的に当てる →
C:\...\disks\Drivers\Aterm_ITX80\ATERMITDRV\USB\WinXP2k
2014年
電話発信元のプロフィールデータをリアルタイムでポップアップしてくれる発信写録はなかなか便利。対応機器が昔ながらのISDN用ターミナルアダプタなので、今ではオークションで入手するしかない。
itx80
NECのAterm ITX80/Dには「RS232ポートx1」と「USBポートx2」がついており、理論的には着信データを3台のPCで表示できる。さらにUSBポートを拡張(並列分岐)すればそれ以上のPCで表示できるだろう(?)
ITX80は基本的にRS232ポートを利用することを前提としているようで、USBポートは何かと面倒で動作も遅い。よってメインPCはRS232で接続し、2台目移行はUSBポートを使用する。
USBドライバーのサポート
NECのサポートサイトではITX80はwin7のサポート対象外となっているが、USBドライバーはなんとかく組み込むことができるようだ。
USBドライバーのインストール方法の記述がないので、いろいろムダに試行錯誤した。NEC提供の「らくらくユーティリティ」を走らせると自動でドライバーインストールしてくれるように書かれている、少なくとも自分のPCでは動作しなかった。「らくらくウィザード」でインストールしてくれていそうな画面が出るが結局、無駄骨だった。
●USBドライバーのwin7へのインストール
(1)サポートページより下記をダウンロード:
・it-xp-USBdrv.exe
解凍すると下記ファイルが生成される:
\ATERMITDRV\USB\WinXP2k
・ITUSBCOM.SYS
・MDMNECT3.INF
(2)USBケーブルをITX80からPCに接続する
win7が自動的にドライバーをインストールしようとするがエラーとなる。
(3)win7のデバイスマネージャーからソフトウェアの更新
デバイスマネージャーのエラーとなっているデバイス「不明なデバイス」を右クリックしてソフトウェアの更新を行い、先のドライバーファイルを明示的に当ててあげる。
●発信写録の設定
「環境設定」 → 「対応機器設定」 → 「ITX80/D」 → COMポート
COMポートはITX80の「らくらくユーティリティ」を開くと「com4(USB)」などのように、現在差しているUSBポートに相当するCOMポートを教えてくれるので、それを設定する。
なお、発信写録の対応機器設定には「ITX80/D(USB)」という項目があり、いかにもこれを利用した方が良さそうだが、これを設定するとエラーとなった。理由は不明。他のPCで試すと「ITX80/D(USB)」で動作したので、動くときもあるようだ。
要は最初「ITX80/D(USB)」を試して、エラーするようならCOMポートでも行けるようだ。また、RS232・USB変換ケーブルも使えるかもしれない。
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