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Win8の第一印象、迷走?or 計画された不都合?
  • (2014-04-20 16:11:27)
Win8のPCを知人に見せてもらった。クリクリ1時間ほど遊ぶ。なにかと使いにくいという噂だったがタブレットとPCが共存している「2モードタイプPC」と思えば、案外それなりに使えそうに見えた。しかし、そもそも共存は必要?

パソコンOSの勝者Windows


Windowsは80年代から続くPCのOS競争で最終勝者となったOSで、PCのOSとしてはもっとも高機能でかつ完成度が高いOSだろう。

Microsoft社の戦略や事情を知らない赤の他人として一方的に空想してみると、Windowsは勝者になったものの、はたと気づけば、世界の需要はもっと簡単でシンプルなスマホやタブレットにシフトしており、焦りを感じたMicrosoft社が無理矢理、Windowsの上にスマホもどきスキンを被せたものとみた。

Windowsを使いたいユーザーにはムダなスキン


もし既存のWindows系のソフトを使いたいならスマホ風の機能は無駄であり邪魔。スマホレベルのシンプルなアプリを使いたいなら、スマホやタブレットを別途購入する。そして、多くの人がそういう選択をしていることが現在のマーケットで起きている現象と思う。

シンプルな専用機が使いやすい


電子機器はいつも多様な機能を一つの単体に詰め込む形で進化するが、ある程度成熟すると、結局マーケットで生き残る製品は「シンプルで安価な専用機」に移行する。

複雑・高度になりすぎたWindowsに対して起こったその典型的な潮流がスマホやタブレット。なのにスマホやタブレットが人気だからWindowsに被せるという発想に見えてしまう。これが今のところ自分の理解。Win8は大局的に迷走したWindowsとして歴史に残ることになるかもしれない。

それでもビジネス的に揺るがない強さ


しかし、Microsoft社の強さは伝統的に、諦めずにやり続けるスタンスにあるので、これでWindowsが斜陽になるとか、まずは起こらないだろう。1、2回の迷走商品でさえも強力な商材として売れに売れる点が、PC OSを独占しているMicrosoft社の強さの所以。

計画された不都合?


逆に見れば、成功バージョンの後にはクズなOSを大真面目に導入して、次期バージョンへの渇望と期待を得た上で、成功バージョンをりりースするという筋書きがあってもおかしくない。

XP → Vista(不都合なOS) → Win7 は計画されたかどうかわからないが、結果的に秀逸なマーケティングだった。

Win7 → Win8(計画的不都合?) → Win9 は予定通りのプラン、と疑いたくなる。そこまでマーケットをコントロールできるはずはないと思うが、ありえない話でもないかもしれない。Win9には「スタートボタン」が復活するというウワサも。早くも期待に膨らました消費者の声も聞こえてくる。






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