モバイルモニター、やっぱり使えない
- (2025-09-14)
モバイルモニターを買った
モバイルモニターには以前も失敗した。「USBモバイルモニター (ASUS) を試す」
この失敗以来モバイルディスプレイへの関心は失われていた。ところが数日前バックアップ用の液晶ディスプレイが壊れてもう一台買うことにした。それでamazonを見に行ったら、モバイルモニターの広告が表示されていた。
・Ingnok モバイルモニター 15.6インチ = 約8,000円
ASUSのモバイルモニターが2万~3万円で、日本製は見たことがないが、仮に存在するなら3万~5万円くらいだろうか。
製造業における中国の圧倒的存在感
中国の製造業のコストカットは驚異的であり、もはや誰も敵わない。圧倒的なコストパフォーマンスで世界市場を席巻していると改めて思い知らされる。とにかく唯一無二の圧倒的存在である。
これは家電製品だけでなく、ハイテク製品からローテク製品まですべての製造物に対して言えるわけで、製造業における中国の存在感は、もはやモンゴル帝国的構図を感じる。
どこに魅力を感じたか?
この商品の販売ページを読んだ。「360度回転可能」というポイントに惹かれた。「過去1か月で200点以上購入されました」という人気ぶりもそそられた・・・買った。クソだった。
(後から考えるとamazonの製品レビューには相当数のサクラもいるかも?・・と疑っている)
どこがクソだったか?
一言で言えば「トイ、おもちゃ」みたいな機材だった。軽量化のためとは思うが、安っぽい材質感が残念。
スクリーンをスタンドに止めるネジ穴もおかしい。どうネジ止めすればいいのか今もわからない。
画面は全体的にクリアだが、なんか見えにくい。私の老眼にも原因があるだろうが、眼に負担を感じる見え方。原因は不明だしよく説明できない。
端っこ一部でぼやけている部分がある。こちらはおそらく誰が見てもぼやけているだろう。これは不良品なのか、そういう品質なのか、はずれ品だったのか不明。
不良と言うには微妙で返品などはしないが「安物買いの銭失い」という結論だった。
あと想定外だったことは、私のPCのUSBポートは映像出力規格がついていないUSB3.1なので、接続はHDMI(データ)とUSB type-C(電源)に2ケーブル方式だったが、この2本体制が実に邪魔な接続である点。
また360度回転が魅力なのに接続ポートがディスプレの横にあるので、回すにも回せない。
ケーブルを接続するなら仮にディスプレイの中心部の下部に差す設計ならもう少し回せるはずだが、なんで横にポートがあるんだろうな?ウリである360度回転はなんの意味も成さない営業トーク。
繁栄と衰退
私は使う気がなくなったが、とにかくプライス重視で多少の品質問題があっても安い製品が良いユーザーもたくさんいるわけで、これはこれでありと思う。
むしろブランド名だけが有名で実質中身が薄い製品よりよほどよいと思う。中国の製造業の凄さに圧倒されるし、日本を含め世界中の製造業は壊滅の危機にさらされている。
それでおおむね競合が敗退し消滅したところで価格上昇に転じるだろう。中国企業の独占寡占状態が完全実現するまで、もはや誰も彼らと互角に戦うことはできない。
しかし、一方でそれ自体が繁栄のピークであり、衰退の始まりである。これが歴史が語る繁栄と衰退の避けがたい運命である。欧米企業も日本企業もそうやって衰退した。
使う気はないが捨てるのも気がひける
この商品は私の机の片隅に電源を抜かれて放置されている。この銭失いの教訓をかみしめるためにしばらく放置し失敗をかみしめるか。
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