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漫画作品『もやしもん』と日本の発酵文化
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『もやしもん』とは?
『もやしもん』の説明は、私が書くよりWikipediaから引用した方が早い
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『もやしもん』は、石川雅之による日本の漫画作品。青年漫画誌『イブニング』(講談社)にて、2004年16号より2013年10号まで連載後、『月刊モーニングtwo』(同)に移籍し2013年8月号より連載中。肉眼で菌を見ることができる主人公・沢木を中心に、菌・ウイルスに関わる農業大学の学生生活を描いている。英語表記は「TALES OF AGRICULTURE」(農業物語)。
2007年10月から12月までフジテレビのノイタミナ枠にてテレビアニメが放送された。2010年には実写ドラマ化もされており、同年7月から9月まで、テレビアニメと同じくノイタミナ枠で放送された。2012年7月から9月まで『もやしもん リターンズ』がアニメの続編として放送された。
第12回手塚治虫文化賞マンガ大賞、第32回講談社漫画賞一般部門、平成20年度醤油文化賞受賞作。
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「酵母やカビ」がテーマのマンガ
一言で言えば、酵母やカビによる発酵をテーマにしたマンガということになるだろうか。
凄い、の一言。もちろん、内容は人間の物語であるが、テーマの選択・設定が「酵母やカビ」である。世界広といえども、「酵母やカビ」をテーマにした物語はそう簡単に見つけられないと思う。
世界に類を見ない「酵母やカビ」文化の高さ
それを創作する人だけでなく、その作品に対してお金をだして購入する人がいてこそ、出版が可能で経済は成立するが、こういう経済が成立する国も他にはあるまい。
それだけ、「酵母やカビ」は日本人にとって馴染みがあるし、文化や生活の一部として認識されているということだろう。
こういう社会的なバックグランドなしには成立しないようなマンガが売れて、テレビアニメにもなっている点で日本は特異な国と思われる。「酵母やカビ」を勉強したいなら、この国に生まれたことはラッキーだったに違いない。
- (2013-06-30 08:15:00)