「楽天スーパーSALE」
(2013/03/19)


年間流通額1兆円、1日あたり30億円の楽天



これが楽天のビジネスサイズ。押しも押されぬネットショップの覇王的存在。


回を重ねるごとに劣化した「楽天スーパーSALE」



ネット内のニュースやブログなどを集めた推測した結果が下記の表。

★印は私が勝手に推測した、「楽天単体のセール初日の流通額」(楽天トラベルを含めない):

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(1回)2012/3月 「楽天単体流通額 → ★120億円」

※楽天の平均的な日商 → 30億円/日

※通常の売上伸びだけでなく、休眠顧客の掘起し・新規顧客

(2回)2012/6月 (推測)初日160億円/日(楽天単体流通額 → ★112億円/日)

※システムトラブル発生

※楽天発表「370億円」。ただし、楽天トラベルが含まれ+4日に延長

(3回)2012/12月 (推測)初日150億円/日(楽天単体流通額 → ★105億円/日)

(4回)2013/3月 データなし

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2012年3月の第1回目のスーパーセールは爆発的だった。通常売上げを軽く破壊しただけでなく「休眠顧客の掘起し・新規顧客」にも一定の効果があったと推測される。

しかし、回を重ねるごとに実質的な売上げのパワーは落ちていると思われる。一方で、テレビCMなどの販促費は強化されているだろう。2回目のセールではシステムダウンしているのでシステム投資も重なっていると思われる。


4回のセールを通したある個人の消費行動



私の知人は、1回目のスーパーセールに参加し、2回目スーパーセールでは「踊らされている」と感じると言っていた。ただし、こういうイベントがあること自体「お祭りのようで楽しい」とも。

つまり、彼女は短期間で回ってくるスーパーセールに軽い軽蔑を覚えつつも、しかし、スーパーセールに対してネガティブなイメージは抱いていない。

ブランドイメージを確立しているブランドが、短期間でセールを回すようになれば「裏切られた」という印象をユーザーは抱く傾向にあるが、彼女には裏切られたイメージはなかったようだ。

彼女が参加したスーパーセールは、1回目と4回目のみである。そして、4回目は「どうせ買いたいと思っていたもの」を少しばかり早めに購入したとのこと(需要の先取り)。


バーゲンハンターが大活躍



スーパーセールの開催に合わせて、ネット内でどのような関連情報が飛び交うか眺めた。するとスーパーセールの関連情報は下記のようなサイトやページで盛り上がりを見せていた。

・スーパーセール攻略法

・50%OFF商品リスト

・バーゲン商品検索法&速攻購入方法

・ポイント獲得方法

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  • (2013-03-19 06:52:00)

McDonald's07, simplicity and effectiveness of the system
★マクドナルドを世界最大のレストランに発展させたレイ・クロック(Ray Kroc)の著書『GRINDING IT OUT』(紡ぎ出す)から抜粋。現代資本主義型ブランドのケーススタディ。(20203040)


最小労力で最大効率というシステム



レイが受けたインスピレーションは、ハンバーガーではなく、ファーストフードを最小労力・最大効率で生産するシステムだったことが明記されています。

I was fascinated by the simplicity and effectiveness of the system they described that night. Each step in producing the limited menu was stripped down to its essence and accomplished with a minimum of effort.


役者が変わりやすい歴史



レイとマクドナルド兄弟は、後年、事実上喧嘩別れとなりますが、レイも認めるようにマクドナルド兄弟は、米国の伝統的なおやつをファーストフード・ビジネスに変え、ファーストフード産業の基礎を築いたパイオニアでした。

確立された生産システムをマーケティングで武装し、量的な拡大をはかることでマクドナルドの奇跡が始まります。ここでも歴史は、役者と役割分担を分けたようです。

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  • (2013-03-10 21:42:19)

McDonald's06, amazing merchandising operation
★マクドナルドを世界最大のレストランに発展させたレイ・クロック(Ray Kroc)の著書『GRINDING IT OUT』(紡ぎ出す)から抜粋。現代資本主義型ブランドのケーススタディ。(20203040)


インタビュー、ビジネスマンとしてのセンス


レイが自然にやることは、現場を自分の目で見て、そして、現場の人々に気軽に声をかけるところ。

レイは、この本の別の章で、コンピュータを駆使した大掛かりな市場調査やライバル店にスパイを送り込むことなどに興味がないと明言してるが、ビジネスマンとして市場分析のセンスがあったと思われる。

下記はハンバーガーを買いに来たきれいな女性に話しかける場面。意図は違うと言いつつも、レイは金髪の女性に特別な思い入れがあったようだ。

Whether she was teasing or being candid or simply using the mention of her boyfriend as a ploy to discourage this inquisitive middle-aged guy who might be a masher, I couldn't tell, and I cared not at all. It was not her sex appeal but the obvious relish with which she devoured the hamburger that made my pulse begin to hammer with excitement. Her appetite was magnified for me by the many people in cars filled in the parking lot, and I could feel myself getting wound up like a pitcher with a no-hitter going. This had to be the most amazing merchandising operation that I had ever seen.

マクドナルド兄弟のシステムに捧げる最大の賛辞が続きます。

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  • (2013-03-07 17:51:22)

McDonald's05, marching up to the windows
★マクドナルドを世界最大のレストランに発展させたレイ・クロック(Ray Kroc)の著書『GRINDING IT OUT』(紡ぎ出す)から抜粋。現代資本主義型ブランドのケーススタディ。(20203040)


天命を受ける瞬間


11時の開店と同時に車が集まりだし、店の前には、絶え間ない行列が、押すな引くなの光景が驚きとともに描かれています。

Then the cars began to arrive, and the lines started to form. Soon the parking lot was full and people were marching up to the windows and back to their cars with bags full of hamburgers. Eight Multimixers churning away at one time began to seem a lot less farfetched in the light of this steady procession of customers lockstepping up to the windows.


お店の調査


田舎で小さな繁盛店を見つけたときの驚き。レイは、ごく自然に調査をはじめます。自分で列に並び、

"Say, what's the attraction here?" I asked a swarthy man who was just in front of me.
"Never eaten here before?" he asked.
"Nope."
"Well, you'll see." he promised. "You'll get the best hamburger you ever ate for fifteen cents."


ハンバーガーではなく、システムに圧倒される


この後、列を離れ、店の裏に回ってまた数人に声をかけて回ります。このとき彼はハンバーガーを食べなかったようです。

I don't remember whether I ate a hamburger for lunch that day or not.

彼にとってハンバーガーの味はどうでもよいことがわかります。ハンバーガーは彼のプロジェクトの媒体の一つ。目標ではありません。

彼が感動した点は、繁盛店の味やその繁盛ぶりではなく、それを支える「システム」だったことが次第に明かされます。

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  • (2013-03-06 17:10:04)

McDonald's04, made it all the more amazing
★マクドナルドを世界最大のレストランに発展させたレイ・クロック(Ray Kroc)の著書『GRINDING IT OUT』(紡ぎ出す)から抜粋。現代資本主義型ブランドのケーススタディ。(20203040)


砂漠にある驚きのお店


マルチミキサーを販売していたレイのものとに、全国から「サン・バーナーディノのマクドナルド兄弟が使っているやつが欲しい」という電話がたびたびくるようになった。そこでマクドナルド兄弟って誰だと関心を抱くようになる。調べるとマルチミキサーを8台も所有し、しかも40個のミルクシェイクを同時に作るところが想像できない。しかもお店は、ほとんど砂漠の中、ますます関心を持ったという場面。

(砂漠で一気に40個のミルクシェイクを出すお店、all the more amazing!)。

The mental picture of eight Multimixers churning out forty shakes at one time was just too much to be believed. These mixers sold at $150 apiece, mind you, and that was back in 1954. The fact that this was taking place in San Bernardino, which was a quiet town in those days, practically in the desert, made it all the more amazing.


チャンスは降り注いでいるかもしれない


感覚として「チャンスは、向こうからやってきた」といったところか。この電話の場面がこれ

The vibrations came in calls from voluntary prospects in different parts of the country.

どんなものにも「予兆」がある。しかし、それを普通は見逃すし、気づいてもチャンスに変えることはできない。マクドナルド兄弟の凄さはすでに知れ渡っており、むしろレイは遅めのスタートだったが、レイのような展開に持ち込めた人はいなかった。

チャンスがあってもタイミングがあるし、環境が必要。たまたまレイは、仕事上、マクドナルド兄弟と接点があり運がよかった部分はある。しかし、「予兆」は案外、誰にでも降り注いでいるのかもしれない。

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  • (2013-03-05 06:39:21)
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