懇願と同情、懇願マーケティング

助けて!と店長に明るく懇願されたら?


「倒産しそうです、助けてください!」と書かれたチラシや張り紙を見ることがある。当然、深刻な内容ではなく軽快な語り口は、じゃ、○○はこの店で買うか、と思わせるもの。


チープなお買い得情報はもはや意味がない


チラシに織り込むべき情報とは、通常顧客メリットの訴求だが、多少、安かったり、ほしくもないおまけが付いてくる程度では、お得情報が氾濫する現代の消費者の心にはもはや届かない。逆にチェリーピッカーを活性化させるだけのリスクの方が高い。


関係強化にもつながる懇願マーケティング・同情マーケティング


そんな現状で、店長が「助けて欲しい!」と語りかける手法はおもしろい。

心理学では、人助けをすることでさらに好意が増すとされるし、好意がなくても人助けをすることで、逆に好意を抱くようになることは誰にでもある体験ではないかと思われる。


1度キリしか使えない同情マーケティング


他人からの同情をベースとした同情マーケティングは、長期の一定期間内の特別な状況下で1回だけ使える手法。

繰り返すとそのたびに効果が薄れるだけでなく、むしろ嫌悪されるようになるマーケティングでもある。特別な機会にしか使えない。だから、結論としてマーケティングではない。


友好関係がないとできない懇願マーケティング


「懇願マーケティング」というコトバが存在するのかわからない。ちょいと検索してもこのブログくらいしかでてこないので、一般的なコトバではないようだ。

仮にあったとしても定義もあいまいだろう。そこで、私がイメージするこのマーケティングは、上下関係が発生する同情マーケティングよりも、対等なリレイションシップをベースとしている点が特徴。その上で「こうして欲しい」を明示的に相手に示すことかな。

信頼関係と友好関係。これがベースとなる。



(keyword): ブランド, ブランディング, ブランド-ブランディング, 起業, 自営業, 経営, スモールカンパニー, スモールビジネス, マーケティング, PR, プロモーション, 中小企業

  • (2013-07-22 12:21:10)
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