McDonald's25, I want nothing but a good product
★マクドナルドを世界最大のレストランに発展させたレイ・クロック(Ray Kroc)の著書『GRINDING IT OUT』(紡ぎ出す)から抜粋。現代資本主義型ブランドのケーススタディ。(20203040)

レイの現在的ビジネススタイルがわかりやすいエピソード(2013/07/14)


I want nothing but a good product


"Listen, Harry, you don't know me, so I am going to forgive you for that," I said. "But let's get this straight, once and for all. I want nothing from you but a good product. Don't wine me, don't dine me, don't buy me any Christmas presents. If there are any cost breaks, pass them on to the operators of McDonald's stores."


高潔の人?


レイのビジネス感覚が現代的であることを示すパート。Ray Kroc Quotesとして引用する人が多い部分。ただ、レイ・クロックがマージンやキックバックや袖の下(賄賂)などを受け取らない高潔な人だと判断する人も多いかも知れない。そういう人だったかもしれないが、ビジネス的にはもっと違う解釈ができる。


アメリカにも残っていたムダな袖の下慣習


ビジネスの本質とは無関係であるキックバックや賄賂に時間・労力・体力・思案・お金を消費することはムダでる。その辺を彼は理解していた。

現代でこそ当たり前の考え方だが、この時代のアメリカでは賄賂の類は比較的当たり前の慣習だったと思われる。ここに登場する取引先のハリーは実際、今までそういう取引を行っていた。

experience there had taught him that customers often gave him an account because they wanted something extra, a sign, a clock, a coffee urn, or some such thing.

レイがカリフォルニアでマクドナルドを本格展開し始めると、食肉業者の組合から賄賂の要求があり閉口した話もどこかにあったが、アメリカも先進的に見えながら、わずか数十年前は比較的、古風な慣習が残っていたようだ。


巨大な注文を出すレイの小さな事務所


ところで、プレゼントの類は不要と言われたハリーだが、彼はレイの事務所に踏み入れたときその狭さに驚いたという描写もすぐ近くにある。ビッグなビジネスをもたらすレイに驚いた瞬間と思われる。

今日のパートは、ビジネスの本質を追究していたレイの現代的なスタイルをわかりやすく感じ取れるエピソード。

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  • (2013-07-14 09:36:22)
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