McDonald's23, deserve to go broke
★マクドナルドを世界最大のレストランに発展させたレイ・クロック(Ray Kroc)の著書『GRINDING IT OUT』(紡ぎ出す)から抜粋。現代資本主義型ブランドのケーススタディ。(20203040)

レイ・クロックのアントレプレナー・スピリット(2013/07/08)

The thing that has made this country great is our free enterprise system. If we have to resort to this - bringing in the government - to beat our competition, then we deserve to go broke. If we can't do it by offering a better fifteen-cent hamburger, by being better merchandisers, by providing faster service and a cleaner place, I would rather be broke tomorrow and out of this business and start all over again in something else.


行政には頼らない独立心


フランチャイジーの一人が、担当地域の競合他社による攻撃についてレイのもとに相談にやってきたときに言った内容。

不当廉売・ダンピングは、明らかに競争法(federal tarade regulations)違反なので、訴訟に持ち込みたいという相談に対してレイの返答は「お上に解決してもらわなければいけないくらいなら、破産した方がよい」。

なかり気合いのこもる内容だが、レイ自身、自分で言いながら自分の言葉に酔いしれている風情も感じられることは、この前後の文章を読むとわかる。


アメリカ人の価値観


いつもこの精神が100%実施されてきたかどうか、それはまた別の話だろうが、少なくともレイ自身がそういった価値観を持っていた。

政治家に頼らない、行政には頼らない、国家には頼らないという力強さ、いわば開拓魂ともいえる精神は、ベンチャーマインドだし、アントレプレナー精神だ。

こういう独立心はアメリカ人が共有する価値観と思われる。西部開拓魂が育んだ魂なのだろう。このスプリットはビジネスにも受け継がれている。


日本のアントレプレナー精神


日本では「どうやって国から救済してもらうか」「どうやって補助金をもらうか」という話は多いが、アントレプレナー精神は、日本の文化の中では欠落しているようだ。戦国時代までは旺盛だったように思えるが、どうなってしまったのだろう。


企業家精神と役所精神は相容れない


ちなみに、レイは自分は政治家に向いていないと別の章で述べているが、そうだと思う。企業家精神と政治家のそれとでは、かなり価値観が違う。嫌いな行政やお役所に関わることもレイには不愉快だったと推測される。

ここにもアメリカン・スピリットが漂う。

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  • (2013-07-08 12:16:56)
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