McDonald's12, get together and talk shop
★マクドナルドを世界最大のレストランに発展させたレイ・クロック(Ray Kroc)の著書『GRINDING IT OUT』(紡ぎ出す)から抜粋。現代資本主義型ブランドのケーススタディ。(20203040)


充実していた紙コップのセールス


30代と思われる頃のレイ。若いやり手の営業マンで充実したビジネスマンライフを謳歌している様子がうかがえる。

レイ・クロックの伝記でよく語られることは、「彼がマクドナルドを始めたのは52才」「それからでも夢は実現するんだ」といった気持ちが込められた説明が多いが、実際は30代から彼のビジネスは連戦連勝で、52才のとき出会ったマクドナルド兄弟のビジネスは「新しい案件」の一つでしかない。

I had about fifteen salesmen working for me then, and we had a fine spirit of enthusiasm percolating among us. After work we would get together and talk shop, batting around ideas about how to sell more paper cups. That was fun. I loved to see one of these young fellows catch hold and grow in his job. It was the most rewarding thing I'd ever experienced.


実務的なビジネス vs 資本主義マジック


彼はマクドナルド兄弟と契約を交わした際、彼のプランはマクドナルドビジネスそのものではなく、マクドナルドのフランチャイズを通して、自分のマルチミキサーの売上げを伸ばすことが第一目標だった。

マクドナルドの奇跡は、ビジネスマンとしてすでに成功を収めていたレイの手腕に、現在資本主義のマジックが加わったことが大きな要因。少なくとも契約の時点で、レイは資本主義マジックには気づいておらず、また彼のビジョンやプランの中にも「資本主義マジック」の活用はなかった。

ここで言う「資本主義マジック」は、マクドナルド社の場合、不動産投資信託とIPO。

後年の米国ベンチャービジネスの創業者達、たとえば、スターバックスや多くのITベンチャーが、起業の当初から「資本主義マジック」の点火を目標に起業プランを描くが、レイの時代はまだまだ実務的なビジネスを歩むことが、当時のビジネスの常識だったと思われる。

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  • (2013-06-14 06:29:20)
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