ペンギンアップデート
  • (2012-05-03 17:45:46)

SEO対策も最近は色あせ気味。本来あるべき姿に戻りつつあるのかもしれない(2012/05/03)

白黒はっきりした模様の動物名が妙にはまっている

Google社が、去年の「パンダアップデート」に続き、今年も検索結果の表示順位アルゴリズムを大がかりに変更中とのこと。

なんでも「ペンギンアップデート」と言うらしい。

ペンギン?・・・「お宅のサイト、白黒はっきりさせます!」ってな印象を受ける衝撃。

パンダといい、ペンギンといい、白黒模様がはっきりしている動物名を採用するところに日本語センスを踏襲した命名ではないかと勘ぐりたくなるネーミングだ。

目標は本来あるべき順位へ

今回の目標は(というか毎回目標は同じだが)、内容が薄いサイトや他人のコンテンツのコピーに依存したオリジナル性乏しいサイトなどを葬り去り、排除すること。

嫌がらせではない。本来上位表示に値しないサイトにも関わらず、SEOテクニックを駆使して上位表示を果たしているサイトがターゲットである。

本来のあるべき順位に近づけるだけの話。

上位表示されていなければ相手にもされないので心配はいらない。弱小なら善でも悪でも、どちらにしたって相手されないのは人間社会の現状と同じか。

影響を受けるのはカネでリンクを購入している人々

SEO対策会社からカネでリンクを購入している企業は悪い影響を受けるだろう。

SEO対策会社も部が悪いような気もするが、かといってSEO対策会社に打撃かと言えば、そうでもない。むしろビジネスチャンスにもなっているところが微妙な状況だ。

Googleのアルゴリズム変化とSEO対策会社の対応はイタチゴッコ。

Googleのアルゴリズムが変化すれば、クライアントはさらにおカネを払い、新しいSEO対策を依頼しなければならない。

だから、一番の負担はSEO対策のためにカネを払い続けている人々であり企業である。

SEO対策は毎月払う「払い続ける」コストになっている!

最近のGoogleアルゴリズムの変化の早さを考えれば、SEO対策は投資しても1年も効果がない。

今時、SEO対策とは保険金や携帯電話・電気料金のように毎月払い続けるコストに変貌している。

こういうコストが苦にならない企業はいい。どんどん払い続けてほしいものだ。

しかし一般的な企業はもはやSEO対策会社にカネを払うことを考える直す時代にきているのではないだろうか。

上位滞在時間はさらに短く

Googleのアルゴリズムはドンドン変化する。

成果報酬型のSEO対策であっても内容のないサイトはどちらにしても、時間とともにランク墜ちしかない。

上位に停滞できる時間、上位表示時間・上位滞在時間はますます短くなる。

上位滞在時間は数週間?、数ヶ月?・・・どうかすれば数日でランクは墜ちるしそれどころか強引なSEO対策のために逆にGoogleからペナルティさえ受けかねない。

ペナルティで永遠の彼方!なんて笑うに笑えない状況も現実にありうる。

Googleの意図はSEO対策への戦意喪失か?

Googleの狙いはSEO対策を行っている企業に対して戦意喪失を促す心理作戦に見える。

四六時中行っているアルゴリズム変化に対してときどき大げさなプロジェクト名を冠しオフィシャルには大きくアナウンスする。明らかにアナウンス効果を期待しているだろう。

一方で、TwitterやSNSなどでのつぶやきやささやきの多さはバックエンドではしっかりしたバズマーケティングの誘発をサポートしているフシがある。

これらの現象からGoogle社のメッセージは明快だ。

「もはやSEO対策してもムダですよ」というささやき。

「SEO対策の終焉」「SEO対策はムダ」なんていうコトバを発すると、Googleには喜んでインデックスしてもらえそうな気配。

この記事もきっと上位表示のお褒めをいただける気がしている。

SEO対策は長期的に計画しそれにふさわしいコンテンツを作り上げていく努力以外、他に方法はない時代になりつつある。

Googleは少なくとも人々に「そう思わせる」「そう信じ込ませる」ことに熱心である。しかし侮れない部分はGoogle社は実際にそのための努力と投資を強力に維持している。

一時のSEO対策に振り回される時代の終焉

検索アルゴリズムがアップデートがされる度に、小手先のSEO対策を行うこと自体、労力・時間・おカネをムダにしている事実が明白になってきている。

アップデートの度にムダに振り回されてきた人々にも疲れが感じられる時代だ。

「検索の時代は終わった、これからはソーシャル」という人々もいる。

その通りソーシャルの時代かもしれないが、それよりも、SEO対策に対するお疲れ度がにじみ出ているコトバにも見える。

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