個人の嗜好データ収集する企業

個人の嗜好を収集するAMAZON



容赦なくレコメンドしてくるAMAZONのレコメンデーションエンジンには呆れるやら感心するやら。くやしいけど役立つことも多々ある。

しかし、AMAZONでは本をあまり買わないようになった。一度でも買えば購入履歴として未来永劫記録されるし、クリックしただけでもレコメンドエンジンのデータに使われているかと思うと気分がいいものではない。


近未来の勝者



Googleも目指すところもここだろう。VISAやMASTERがこれをやりだすととんでもない世界になりそうだ。与信データと嗜好データが合体すれば、世界最強のマーケティングツールだ。もう誰も越えられない。まあ、それが近未来の人類の姿か。


楽天のレコメンデーション



今日は楽天のレコメンデーションエンジンにやられた。ある人のブログを読んでいたら、サイドバーになんとYahooオークションで捜していたあるプリンターが表示されていた。

「楽天オークション」の広告だ。楽天オークションに私が捜しているプリンターが出品されていた。悔しいけどクリックして見に行った。

とっくに生産中止になっているそのプリンターはよいものがあればバックアップとしてストックしておきたいと考えているので、時折Yahooオークションを見に行く。

そのプリンターを楽天オークションで捜したことはないと思うが、探したことがあるのかもしれない。でなければ、楽天が私が探しているものを知っている理由がわからない。


嗜好情報収集ポリシー



自分としては、楽天オークションで捜したことはないと思うので「なぜ?」と不可解な気持ちになる。

Yahooオークションは楽天に個人の嗜好データを売っているのではあるまいか?という疑惑がモクモクと湧く(ありえないと思うが)。

逆に消費者にそういう疑惑を抱かせないためにもレコメンドエンジンを採用する大手モールさんは「そういうことはいっさいございません」と明言するポリシーステイトメントが欲しい。

プライバシーポリシー自体、空念仏化しているとはいえ、一定の抑止力にはなる。

たとえば、・・・プライバシーポリシーの条項内に「個人の購入履歴や嗜好情報収集は自社サイトの顧客サービスの向上のみに使用し、第三者への供与・販売・譲渡・公開などいっさい行いません」


レコメンデーションは凄いけど、節度あるマーケティングが欲しい



それにしても他人のブログを読んでいる最中に、私の好きなワイン(これは楽天で何度か購入しているのでデータは取られている)と私が捜しているプリンターを出すというのはうれしさよりも不快感の方が強い。

楽天内で表示するのならまだしも、全然買い物モードになっていない人間に、プリンタとは縁もゆかりもない電子出版関連の個人ブログで。しかもモーションピクチャー、目立つ。

ブログオーナーが、楽天モーションウィジェット(アフィリエイトツール)を導入されているためと思うが、Googleのディスプレイネットワークとはやや違う。

楽天モーションウィジェットは、私のPC内のデータから私個人を特定し、過去の購入履歴や嗜好データを特定して表示している模様。「なんでイチイチ、知ってんだ!」という気持ちになる。

技術的にはいろいろできることはわかる。しかし、不快に感じる人間もいるだろう。節度あるマーケティングが長期的には顧客の信頼獲得につながるのではないか。


それにして、どうやって個人を特定しているのか?



個人特定は、もはやIPアドレスの時代ではないことは確かだ。ブラウザーを変えるとレコメンド内容が変化するので、cookieも利用しているかもしれないが、これを削除しても個人を特定できるところを見ると・・・もう逃げられない・・・

(小さなブランドビジネス創業記)

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  • (2011-06-29 18:32:48)
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