食べずにはいれないマグロの脂身

タバコに含まれるカドミウム、マグロに含まれる水銀、水道水や排ガスに含まれる鉛・・・日常生活にも重金属(水銀、カドミウム、鉛、ヒ素)は潜みます。過剰に蓄積された結果カドミウムはイタイイタイ病の原因になりましたし、水銀は水俣病として公害事件として日本の歴史に刻まれました。それはあくまで極端な被害例です。自然界に存在する重金属を完全に摂取しない生活は不可能です。

自分の体内に潜む重金属のテストは髪の毛でできます。数年前までアメリカまで毛髪を送ってテストしていましたが、最近は国内で気軽にできるサービスが増加しているとのこと。毛髪検査でできることは、ミネラルバランスのチェックと有害な重金属(水銀、カドミウム、鉛、ヒ素)の汚染度です。

世界の海を回遊し食物連鎖のかなり上位に位置するマグロには水銀汚染のウワサが絶えませんが、とくにトロのような脂身に蓄積しやすい傾向があるようで悩ましい。2005年、厚生労働省の「魚介類の水銀に関する摂食指導」発表以来、キンメダイの市場価格は暴落しましたが、マグロの方が危険という研究者も多く私たちを恐怖させています。

多少水銀を摂ったところで問題はないのでしょうが、「ガンなど比較的重大な疾病を起こした人々の水銀量はそうでない人々の30%増し」という、いかにもエイジング(老化=病気の発症リスク)との相関関係を臭わす研究データもあります。摂らなくいてよいのなら摂らないことに越したことはないのですが、脂の乗ったトロ、食べずにはいれないのも悲しい日本人の宿命です。

中国や欧米の寿司ブームでマグロは暴騰の一途です。
  • (2007-05-12 06:32:38)







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