寝起きの一杯の水

寝起きの一杯の水・・・たんなる水が血液の流れを改善、将来の脳梗塞を回避しよう
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大学時代は毎日お腹をすかしていました。「焼き肉食べ放題」は我ら大学生にとってキャッチーな宣伝でしたが、じっさい好き放題に食べた翌日は、なんとなくカラダが重い。友人はよく「血がドロドロになった感じ」と表現していました。

実際、お肉の脂分を過剰に摂るため血液が、脂肪酸や中性脂肪、コレステロールでドロドロになっている可能性はありますが、過剰な塩分の摂りすぎで排尿が多く水分不足になっている可能性もあると思います。

血液はだいたい体重の13分の1。70キロの人なら5キロくらいが血液です。血液は、血漿(血しょう、60%)と血球成分(赤血球・白血球・血小板、40%)からできています。血漿は、簡単に言えば、血球を浮かべる基材のようなものですが、血球以外にタンパク質、糖質、脂質、尿素、尿酸、アミノ酸などを運ぶキャリアの役割をになっています。

血漿の90%が水分。

水分が不足すると血液が流れにくくなるとがイメージできます。

実際、血中の水分不足で中性脂肪やコレステロールが血管内で停滞し、酸化し蓄積されて、動脈硬化や脳梗塞を引き起こす症例は少なくありません。とくに脳内の脳血管で血流が滞ると脳血栓またはラクナ脳梗塞など重大な事態に進展するのですが初期段階では自覚症状がありません。

脳血管は網の目のように張り巡らされているので数カ所ラクナ脳梗塞が発症しても活動に影響ないためです。若い人でもMRIで検査すると、ラクナ脳梗塞が発見される例は少なくありません。

また、血液の濃度が高いことは相対的に高血糖にカラダがさらされますので糖尿病のリスクも高まります。糖尿病の患者には喉が渇く方が多いのですが、それは血糖値を相対的に下げるためにカラダが無意識に水分補給を要求しているものと考えられます。

さらに、痛風の原因である尿酸が停滞することで痛風のリスク、結石のリスクも高まります。

以上、水分不足のリスクをまとめます:

・動脈硬化
・脳血栓、ラクナ脳梗塞
・糖尿病
・痛風
・尿路結石

これらはすべて「老化」と密接な関係があります。

そんなわけで、アンチエイジングでは「水分補給」は大切な心がけとされていますし、一般のドクターも1日1.5リットル~2.0リットルの水分補給(※)を薦める方も少なくありません。反面、過剰な水分補給はカラダを冷やし(東洋医学的にはよくない)、腎臓に負担をかけるためすべてのドクターが薦めるわけではありませんが、概ね水分補給は推奨されています。

特に夜間、眠っている間は長時間にわたり乾燥にさらされますので「寝る前に一杯、目覚めたときに一杯」水を飲むことで血液循環をスムーズにする習慣をつけていることはよいことだと考えられます。

※一般的な人にとって1日1.5リットル~2.0リットルの水分補給は、実際にやってみるとそう簡単ではありません。
  • (2007-05-31 05:48:36)







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